「黄泉のツガイ」

 まずは「鋼の錬金術師」の荒川 弘先生新連載「黄泉のツガイ」

 ファンタジー系かと思ったらヘリ強襲からの特殊部隊展開。村は隠れ里的な雰囲気はありましたが、複数の意味で隠れ里だった様です。

 いきなり村は壊滅状態。ユルくんは怪しい能力「ツガイ」をゲットします。過不足ない、後へのヒキまで計算した世界観の公開と主人公の特殊性の確立はさすがの荒川先生、手慣れたもんです。

 あと第一話読んだだけなので違うかも知れませんが、今回「一つの物に複数の意味がある」というモチーフがいくつかある気がします。

 下界から離れた「隠れ里」が文明的にも隔絶している。

 ユルの双子の妹「アサ」が偽物で、しかも本物が敵側にいる。

 「左右様が守ってくれる」お地蔵様的意味で。抜け道が隠してある。ツガイが隠してあるw。

 今後に繋がっていくものなのか、ただの私の勘違いか、どうでしょう?

 双子が主役、銃と魔法な世界観など「鋼の錬金術師」とかぶる要素も感じますが、充分なポテンシャルを感じさせる第一話でした。期待したいと思います。

 最後に…フードの女の子のツガイ…あれ上顎と下顎でツガイですよねきっと…。

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