BASTARD!!ー暗黒の破壊神ー

 なんとNetflixでのアニメ化が決定しました。萩原一至先生の連載(?)中作品です。

 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」「

シャーマンキング」等昔の完結済みマンガのアニメ化が続きます。当時どストライクだった世代が決定権持つ様になって、嬉しそうに企画通してるんだろうなぁ、と言うところまで透けて見えますw。メリットとしては、元々人気があった作品なのでハズす可能性が少ない、完結しているので原作に追い付いてしまう心配がない、等でしょうか。え?「BASTARD!!」は完結してない?…ごもっとも。

 日本のファンタジー系マンガの草分け…とは行きませんが、大きな影響を与えた作品です。呪文詠唱からの派手なエフェクトと呪文の名称宣言でキメ、は非常にカッコよかった。爆霊地獄(ベノン)とか七鍵守護神(ハーロイーン)とか、私多分まだソラで言えますw。詳細な設定を作り込んで精密な世界を構築して行ったのも特徴のひとつですね。その世界観を支える膨大な書き込みも。週刊誌でこの書き込みするのか!と驚いたのをよく憶えています。おかげで絵が間に合わなくて文字だけとかほぼ下書き状態とか良くありましたw。「キタネェぞハギワラ金返せ」は当時伝説になりました。

 そして「BASTARD!!」と言えば避けて通れないのが

「女の子がエロい」

 …いや事実ですもんw。ニンジャマスター·ガラはヒロイン、ヨーコに「服だけ溶かすスライム」をけしかける、主人公ダーク·シュナイダーはその裏で一緒に潜入したシーラ王女にセクハラしまくり、雷帝ネイはD·Sにデレまくり、鬼道三人称のシーン·ハリなんか少年誌にあるまじき「耳たぶ噛んだだけ」を披露、とこれらのシーンを当時の少年ジャンプでも最高ランクの画力でバンバン出して来るのです。うるさ型のオタクだけでなく、ごく一般的な読者にも訴求力は充分です。コミックス1巻が即日完売、即重版がかかったのをよく憶えています。

 逆にこれ、ネトフリ限定とは言えアニメ化出来るのか?コンプライアンス的に?と心配になってきます。でもセクハラ抜きなら「BASTARD!!」じゃないよな~。

 いろんな意味で完結が無理そうなので、10年ぶりのバスタ成分補充には良いかもしれません。ネトフリ契約しないとな…。

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