押しも押されもせぬ超メジャータイトル「ルパン三世」の新作は異世界召喚!正直、「まだやってなかったのか」とか思ってしまったのは内緒です。作中でもルパンが、昔タイムスリップはした事あるけどそれとも違う、とか大概なセリフを吐いてます。もうルパンが行った事がないのはあの世位なのでは…いや臨死体験位はしてそうだなぁ。
「存在しない国の金貨」を盗む、とルパンの予告状が出され、銭形警部が所有者の伊海家に現れるところから物語が始まります。およそ300年前に鋳造されたのは確定なのですが、どこの国が発行したのか不明、刻まれている文字も未だ解読出来ず…と言う謎のお宝、「存在しない国の金貨」。銭形は金貨のちかくで見張る、と保管室へ入り…からのいつもの「ばっかもん!そいつがルパンだ!」「あばよ とっつぁん」テッパンですねw。
ルパン、次元、五ェ門、不二子。ルパン一家揃い踏みです。金貨を持って逃げた先、見覚えのない路地にあった扉に別れて逃げ込む4人。銭形も躊躇なく突っ込んだところで扉は消滅。都合5人が異世界ご招待となります。
おそらくは金貨の出処であろうファンタジー国家。ドラゴンあり、魔法ありの異世界で5人はバラバラになります。が、彼らの順能力は半端ではありません。ルパンは囚われのお姫様を盗み出し、勇者認定を受けてしまいます。このアイソプミア王国は魔女の専横を許しており、対抗しているアイシェ姫はこのまま城に戻れば監禁されてしまう、このまま自分を連れて勇者として国を救ってくれ、と。
…だいぶ勝手な話ではありますが、異世界召喚といえば大概こんなものw。おそらく帰る手段がある、と言う確信と、何より国を盗む、という大仕事にルパンは興味を持ったようです。
次元はドワーフの集落に拾われ、まだ低質ながらマグナム弾を補充できるパートナーを手に入れ、五ェ門はエルフの里で巨大スライムを斬り飛ばし、ハーフエルフの少女と共に、里を襲った魔法使いを追う事になります。
余談ながらこの二人、ハードボイルドぶってますが割りと女性の影が絶えません。次元はティーン、五ェ門は妙齢の婦人が多いですかね。ルパンみたく軽く手を出したりしないので問題になっていないだけですね。…羨ましい限りです。
次元と五ェ門はゴブリンに追われているところを合流。エルフとドワーフののそれぞれの問題の裏には共通の敵がいる様です。
その敵側であろう王城には銭形が辿り着いています。まぁ「デスヨネー」って感じですが。魔女(?)相手にルパンを捕まえる誓いを立ててます。不二子は1巻では行方不明ですが、…まあ死ぬわけありませんね。
もう少し先でルパンも問題なく合流します。パーティとしては
ルパン=盗賊、勇者(?)
次元=ガンマン(シューター)
五ェ門=剣士
スムンナ(ドワーフ)=鍛冶士、重戦士
キシャラ(ハーフエルフ)=アーチャー、魔法使い
プラス護衛対象のアイシェ姫…と、割とバランスの良い構成になっているようですw。
正直、魔女さんがよっぽどの人物でないとルパンたち相手には分が悪いと思いますが…。まぁまだまだ勝ち目はあると思います。
頑張れ、魔女さんw。
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