ドグラ·マグラ基地に捕らわれたエイトを救出する為に潜入したあやめと野原。エイトと合流を果たしたまでは良かったのですが、幹部との連戦で彼等デルタ3の運命は風前の灯…。が、大幹部アポカリプトになりすましていたのがなんと明石閑真、つまり死んだと教えられていたエイトのお父さん！

　我が子の危機に擬装をかなぐり捨てて助けに入りました。

「これで10年間の潜入が台無しだよ」

　とか言ってますがすごく嬉しそうです。子供が自分を追いかけ、同じ道を進んで来たのは父親冥利に尽きるのでしょう。だからって一刻を争う逃亡中の状況でじゃれあったり、爆弾使ってキャッチボールとかは絶対違うと思いますがw。

　デルタ3を脱出させるついでに基地を壊滅させ、閑真は再度下級戦闘員に扮して消えていきました。エイトにドグラ·マグラの弱点は人の情である、と言う情報と、父を越えろ、と言う目標を残して。決意を新たにするエイト達でした。

　後半はシグマ1メンバー、山田洋子の話です。もう名前からわかる一般人w。秀でた能力は何もない、強いて言えば運がいい。チームメイトの松葉と花ヶ前にフォローされてばかり…。このシグマ1がある国の皇太子を守るミッションを受ける事になります。皇太子主催のパーティーに入り込み、ゴージャスな雰囲気でセレブの中に溶け込む松葉と花ヶ前。

　…洋子はゼイロンのデータ飛ばしてしまってジャージスタイル…。ですが何だか珍しい格好しているのが皇太子の目に止まり、お近づきになったり。近くにいたお陰で皇太子が毒を盛られたときに即解毒剤打てたり。正体を現したドグラ·マグラに二人が拐われてしまいますが、諦めずに追いかけ続け、支援チーム、デルタ3が合流するまでにドグラ·マグラの隠れ家を突き止めたり。箇条書きにすると有能だなw。実際、校長からは

「彼女にはエイト君と同じ何かを感じる！！」

　とも言われています。端から見ていても、本来スパイと言うのは目立ってはいけない訳で、いかにもなゴージャスな見た目の人よりは洋子のような地味な(失礼)タイプの方が向いている気がします。いざとなると刀気使えたりでそれなりに戦闘力ありますし。

　間違いなく彼女も新世代の諜報員の一人です。て言うか最近成長してきたエイト君の代わりに、ひーひー言いながらトップメンバーの後を食らいついて行く役を引き継いで頂きたいかなw。