モモノキ先生を抑える為ひとり矢面に立つカムイ。家系能力「翻訳」で従えた召喚獣達も倒され、既に対峙するのはその身ひとつです。
カムイの一族「カイム」はかつてその能力で他種族を統率し、魔王軍への反逆を企てました。が、魔王は正面から武力を以て討伐、カイム一族はほぼ壊滅。生き残りは魔王への絶対忠誠を誓いました。その際”蛮族軍“と呼ばれたその身を改め、「紳士」として振る舞う事を決めたのです。
カムイも母から「父のような紳士であれ」と教わって来ました。カムイ自身も紳士たるべく教養を身に付け、ふさわしいマナーも修めています。それはアスモデウスも認めるレベルです。それがなんで問題児クラスに放り込まれているかと言えば…女子に対する態度一点。彼、他には大きな問題はないらしいので、「女子への迷惑行為」だけで問題児クラス送りなのはいっそ凄いと言っていいのかも知れません。
そんなカムイが紳士たる原動力、戦う理由こそが…
「モテたい」
「女の子にモテたい、女の子とエッチなことがしてみたい」
…ブレないなカムイくん。
件の母から教わっていたシーン、幼いカムイは「紳士ならモテるのか」と気づくシーンになっていましたw。
以後カムイは頑張りました。紳士たるべく己を磨き、女性を尊び、ランク「4」を達成したのになぜかモテない。いやそのセクハラのせいだろ、と思いますが本人は気づきません。いろいろ考えた結果、自分には見せ場が足りない、と。問題児クラスの皆には入間を始めそれぞれ活躍の場がありました。見せ場さえあれば自分もモテるはず。だって顔のパーツがほぼ一緒のアロケルに彼女がいるんだから!
…なんかすごい失礼な事言ってますね。ともかくカムイはここが見せ場と見定め、1年生の盾となってモモノキ先生の攻撃を受け続けます。ですが個人の戦闘力が高い訳ではないカムイくん、絶えきれず遂に崩れ落ちます。
それを後ろで見ていた1年生マリアンヌ。この人はなぜこんなにボロボロになってまで自分たちを守るんだろう?上級生だから?何だか胸がドキドキして、カムイが倒れたところに受け止めに出て来てしまいました。
「もう止めてくださいまし!これ以上この方を傷つける事は許しません!」
ラストコマの煽り
「モテたーーー」
で申し訳ないけど爆笑しましたw。ナントカの一念岩をも通す、ですね。ここからカムイくん人気出ますわきっとw。「僕のヒーローアカデミア」の峰田と同タイプでしょうか。下衆い…もといプリミティブな欲望に一直線で、そこが却ってチャームポイントになるキャラクターですね。これからマリアンヌとセットの様な感じになっていくんでしょうか。
次回、果たして理事長は解放されてしまうのでしょうか?w
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