黒博物館、モーニングに帰還です。「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田和日郞先生の不定期連載「黒博物館」シリーズ最新作はフランケンシュタインです。
今回黒博物館を訪れたのはメアリー·ウルストンクラフト·シェリー。「フランケンシュタイン、或いは現代のプロメテウス」の作者と言うことで、ファンの学芸員さんはもう大変ですw。メアリーさんもめんどくさい類いの人ですが、素直に喜んでいる学芸員さんに絆されてまんさらでもない様子。
このメアリーが見に来たのが赤いブーツ。女王主催の舞踏会で起きた事件の遺留品、として収蔵されていますが、経緯は伝わっていません。するとメアリーの方が話してあげましょうか、と水を向けて来ます。
「私、事件の当事者だから。」
「フランケンシュタイン」を上梓して24年、メアリーの新作は思うように売れず、息子パーシーの学費の為に書き物の仕事を受け続ける日々。彼女は義父ティモシーを通じて海軍大尉アレックスに呼び出されます。
これまでお願いしたご婦人方は全て悲鳴を上げて逃げ出した。だが貴女なら、フランケンシュタインの物語を創り出した貴女なら…。
棺のような箱から出されたのは赤いブーツを履き、全身包帯まみれの…女性?
あなたにはこの怪物を舞踏会に出せる様に教育していただきたい!
メアリーさん悲鳴上げてそれどころではありません。そりゃそうですね。オカルト作家がお化け屋敷得意とは限りませんw。
この怪物、もともとはロシア帝国の兵士のようです。アレックスが出会った女性だけの部隊。ドレスを身に纏い、踊る様に戦う常識外の兵士たち。コサックダンスのような独特の動きでアレックスの部隊を屠って行きました。この女性部隊はどうにか撃退できたのですが、近くに医者がおらず、代わりに検死を頼んだ貴族コンラッド·ディッペルが「研究用で組織を少しもらう」という名目で死体を屋敷に運び込み…蘇生させた、らしいです。いやどうしてそうなったw。途中の段階飛ばしてますよね?
次回以降で隙間を埋める説明は入って来ると思いますが、とりあえず掴みはバッチリです。女性たちの「からサー」の自動人形のような戦いも美しく、てんこ盛りの謎も興味を惹きます。
…ところで、「黒博物館」でフランケンシュタインと言うと、和月伸宏先生の「エンバーミング」とコラボしていて、フランケンシュタインの怪物が実在している時空のはず…。フランケンシュタイン絡みの証拠品の展示もあったはずですよね?
…いや、考えるの止めようw。
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