人類の存続を決める為の神対人類ガチバトル、シーンを限定する事で「Fate」よりさらにやりたい放題になった「終末のワルキューレ」です。
神側を裏切って人類側に回った釈迦対七福神→零福→第六天魔王波旬と言う目まぐるしい戦いは釈迦の勝利で終わりました。この波旬の復活はどうやら「蝿の王」ベルゼブブの差し金らしい。その不穏な動きを見せるベルゼブブにオーディンが釘を刺しに現れます。
「この闘いは…我が宿願…邪魔は許さん」
オーディンにも何か含むところがあるようで。名前からして「ラグナロク」なんですから特別な思い入れがあってもおかしくはありませんが、そういうのとも違うようです…。後で話に関わって来るのかも知れません。
さて、第七回戦、連敗は避けたい神側はギリシャ3兄弟の長兄、ハデスが出て来ました。愛する弟ポセイドンの仇討ちでがっつりヤル気です。
対する人類側。最凶の愉快犯ノストラダムス?いやこいつはヒルデ姉さまによると「ジョーカー」らしいので…。
ブリュンヒルデがハデスの相手に選んだのは中華始まりの王、始皇帝!好き勝手歩き回ってゼウスやヘルメスのいる主神VIP席に入り込み、挙げ句そこから七回戦の入場…中国歴代皇帝に支えさせた道を歩いてw。まさにやりたい放題、傍若無人。それらを全て「好(ハオ)」の一言で纏めてしまうあたり、本物です、始皇帝。
騒がしい始皇帝に対し、神々が直立不動で迎える中、静かに現れたのはハデス。その槍には弟ポセイドンの槍の穂先が加えられています。弟の復讐を、同じ人間である始皇帝に向かって果たそうとするハデス。かすっただけで即死間違いなしの突きを連続して繰り出すハデスに始皇帝は防戦一方。が、最強の一撃を放ったハデスの槍を始皇帝は受け流し、カウンターでハデスは大きく吹き飛ばされました!始皇帝称して
「蚩尤 鎧式 承力天鳳」
かつて中華にあった魔神蚩尤を屠らんと単身立ち向かった始皇帝が、6日にわたる闘いの中で体得した5つ体系からなる究極の武術。その名を「蚩尤」。ハデスは自分の技のエネルギーをそのまま返され、飛ばされたのです。
ハデスも黙ってはいません。上から振り下ろす槍に更にインパクトの瞬間に後ろへ引く力を加える事で承力天鳳を無効化して来ました。ポセイドンの想いを背負って戦うハデス、一歩も引きません。
潰され、倒れる始皇帝ですが、程無く立ち上がります。
「まだ闘るか?人の王よ」
「続きをしようか?冥界の王」
互いを最高の敵「王」と認め、死力を尽くす覚悟の言葉です。更なる激闘を期待させて14ガンは終わります。
ブリュンヒルデもただラグナロクを進めたいだけでもない模様。ベルゼブブやオーディンにもそれぞれの思惑があるようです。加えて「勝利するのは神側である」なんてノストラダムスは宣うし…。これ単なる与太だとは思えないんですよねぇ。
勝負も折り返しを迎え、盤外の動きも活発化してきました。果たして世界で本当に起こっている事は何なんでしょう?
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