ONE PIECE 102巻

 ワノ国鬼ヶ島決戦も佳境、残る者が決まって来ました。長かったワノ国編が終わったとき、何が起きるのでしょうか?

 一度落とされたルフィは龍と化したモモの助の背に乗って、再びカイドウの前に立ちます。鬼ヶ島が花の都に落ちるのを防ぐため、モモの助は島を止めに向かい、カイドウにはルフィが当たります。二人がぶつかり合った瞬間天が割れ、龍の闘いで湧き出した雲の間から月が顔を出しました。月と言えばミンク族です。イヌアラシ、ネコマムシの“月の獅子”が発動。それぞれペロスペローと”旱害のジャック“を撃破です。

 鬼ヶ島の地下部分には貯め込んだ大量の爆薬があります。花の都に落ちた時にこの爆薬に引火すれば…。最悪の事態を避けるため、ヤマトは武器庫へ向かいます。

 その懸念は当たり、オロチは死にかけのカン十郎を煽って最後の怪物“火前坊”を産み出します。その能力は壁を抜け、触れるもの全て燃やす…武器庫を襲うためにあるような能力です。

 一方ビッグマムと対峙するキッドとローですが、キッドの様子がおかしい。ホーキンスが藁人形を通してキッドに自分のダメージを送っていたのです。キラーはキッドには無い左腕を切り飛ばす事でホーキンスにだけダメージを与え、勝利。藁人形の呪いを解いたキッドとローはそれぞれの覚醒能力でマムを追い詰め…しかし更にビッグマムの奥の手、自らの寿命を使用した自身の強化を繰り出し、二人を楽にはさせません。

 サンジの相手は”疫災のクイーン“。ジェルマの科学を見たいクイーンはサンジに変身を迫りますが、変身する事で身体の中の機能が目覚める事に気付いたサンジはスーツを破壊。心を無くす事が彼が最も恐れる事なのでしょう。ゾロに「自分が正気でなくなったら自分を殺せ」とまで頼み、強化された能力を駆使してクイーンを撃破します。

 ゾロと対するのは”火災のキング“。自由に空を飛ぶキングを撃ち落とすため、妖刀閻魔に覇気を食わせるゾロ。その過程でゾロの故郷シモツキ村を作ったのが刀鍛冶、霜月コウ三郎であり、今持つ三刀の製作者が同じである事に気づきます。己が刀に選ばれ、刀に試されていると感じたゾロは後の事を考えない、覇気を全開にする闘い方を始めます。

 対するキングも秘密がありました。あらゆる攻撃に高い耐性を持つ稀少な種族「ルナーリア族」。キングはその生き残りでした。政府に賞金を懸けられている身で、しかしカイドウは彼を側に置き、世界を変える、と嘯きました。

 カイドウを海賊王にすると決めたキング。

 船長と…親友との約束がある、と笑うゾロ。退けぬ二人の闘いは、キングの耐性の変化を見切ったゾロに軍配が上がります。

 相当整理されました。残るはカイドウ、ビッグマム、ニコ·ロビンを狙うCP0、火前坊を追うヤマト、鬼ヶ島を止めようとしているモモの助…と言ったところでしょうか。

 あ、オロチもケリつけないと…。

 四皇は流石しぶといですね。倒すにはもうひとつ突き抜けたものが必要なのでしょうか。(う~ん、連載分の事しらばっくれて書くの難しい…)

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