お面のA級棋士、宮下裂鬼に持将棋やら千日手まで使った再三の打ち直しの末勝ちを拾った苺。前回対局の合間の対局で負かされた斎藤二冠に再度対局中対局を挑みます。
「一昨日の私とは違う。昨日の宮下との対局で強くなった。」
時間がないとは言え対局中を狙って来るあたり、ほんと手段を選びませんねこの娘。
に対して斎藤。
「宮下先生相手なら俺は100回やって100回勝てる。」
こちらも大概です。将棋指しってこんなのしか居ないんですかねw。
双方勝手な事を言いつつ駒を並べます。
どちらも「自分は性格が良い」と思っている…いい性格してます、二人とも。
斎藤の手応えでは苺は確かに強くなっている模様。対する苺も
「……こいつ、昨日より強くない?」
こちらも本気出してはいなかった様です。
斎藤の本来の対局相手、清水が次の手を指しました。斎藤の持ち時間が減り始めます。
斎藤も事態を予想しています。早く戻りたい焦りの余りミスを犯します。苺が勝ちを確信できる程の。
「…とりあえず、あっちのことは今はいい。」
「叩きのめす。」
本気を出した斎藤は劣勢をひっくり返して完勝。珍しく苺にも訳のわからない負けかただった様ですね。
慌てて戻った対局室。斎藤の持ち時間は25分。清水は2時間25分。斎藤大ピンチです。
…が、その不利をものともせず斎藤勝利。
「あと一歩及ばずか…」
「あと一歩?とんでもない清水先生」
「100年早い。」
…こいつよく今まで刺されずに来れたな。
帰りの新幹線で校長と結果を見て苺
「ホラね。あんだけ性格悪いヤツ、そうそう負けないよ。」
オマエモナー。
これだけ因縁を作った以上、苺対斎藤は実現するんでしょうが、すぐでは勝ち目が無さそうですね。トーナメントで当たるんだっけ?少なくとも1~2戦は挟まないと説得力が…いやそれでもないですけどね、説得力。
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