明智光秀が西国をまとめ上げ、織田を攻め滅ぼしてしまう衝撃の未来を経験し、しかしこれは今までの変とは違う戦である、と気付いた信長。東国をまとめて西の覇王、光秀と天下分け目の決戦を行う事がループを抜ける道だと決め、東北を統一すべく米沢·伊達家へ向かいます。

　まだ子供のお遥を連れてw。信長と一緒に戦った記憶なんか当然ありませんから、お遥ちゃん混乱してますが、おとなしく着いていくしかありません。帰蝶と信長の間でおもちゃにされてますw。

　そしてもう一人、信長が特に家康に頼み込んで連れてきたのが…本多忠勝。戦国最強とも言われるこの男に名馬·白石鹿毛まで与えて今回の東北行に同行させました。まさに最強の布陣です。

　同盟先の越後·上杉領を通過しようとした時、誰何の声をかける者が。

「某は真田家当主…真田昌幸にござる。」

　武田の将が上杉領にいる事から真田家の複雑な事情を見抜く信長に感服し、うまく行きかけた時…忠勝、昌幸の背中から槍ぶっ刺しました。叔父の本多忠真が武田に殺されたから武田の者は全て仇だ、と真田勢を撫で斬りにし始めます。ずきゅんばきゅん！とか…う○ぴょい伝説っぽいもの歌いながらw。

　でまあこうなるとお馴染みの本能寺転移ですね。今回襲って来たのは真田信之。昌幸の息子ですね。ごく正当な仇討ちで終了w。

　東北遠征自体は間違っていない、と言う事でお供の人選をやり直す事に。忠勝の代わりに森長可と竹中半兵衛を連れて行く事にします。半兵衛はともかく、長可くんバーサーカーだぞ…大丈夫？

　やり直した結果、真田との邂逅は無事終了。米沢に到着し、当主伊達輝宗とも無事会見…無事？信長好き過ぎて下にも置かぬ扱いで、逆に無事じゃありませんw。

　嫡子梵天丸(後の伊達政宗)の屋敷に滞在する事になった信長一行。少々固かった織田伊達の間を帰蝶の機転がうち解けさせたりしている裏で、信長は不審者と出会います。

「…俺だよ。クマじゃい！！！」

　やり直しの転移に巻き込まれたそうです。

　転移前に渡した巻物の機能を説明するクマ。この巻物には信長の行動の結果改変されな未来が映し出されるそうです。

　天正4年の段階で挙兵して来るはずの本願寺と、同盟を破棄するはずの上杉、毛利は共に同盟、和睦継続。伊達も天正5年には奥州の6割まで支配下に治める、と。

　しかし天正6年、伊達は支配地域を大きく減らし、米沢で籠城戦をする羽目に。その相手こそ…上杉不識庵謙信。

　2年半後、かの軍神が米沢を攻める事が確定したのです。

　「これが最後のやり直しかも」とかクマが言っていたし、そのクマ本人も来ちゃってますのでホントにやり直しはこれで終わりでしょうか。信長が謙信と真正面から戦ったらおそらく勝てませんので(失礼w)、もう一回くらいイレギュラーでやり直しがある気もします。残機があと一機あったはずだし。

　光秀との決戦も勝ったらどうなるんでしょうね。やっぱり世界に打って出る？「へうげもの」で構想まで、「夢幻の如く」なら大陸に乗り込んでしまいましたが。作品によっては宇宙まで行きますからね、信長公…。