機動戦士クロスボーン·ガンダムX-11 11話

「ククルス·ドアンの島」劇場版と言う、久米田康治先生もびっくりな状況に湧くガンダム界隈ですが(いや多分私見に行くんですがw)、「X-11」は終わりが見えて来ました。

 ハンマ·ハンマを思わせる姿に変形した「シュヴァイン」。トゥエルブを尻尾に引っ掻けて人質扱いし、鼻からビームで凪払います!

 …シュヴァイン=豚だからってそれはどうよ、と思わないでもありませんが、シュヴァインはIフィールド発生装置を3基装備して巨大なシールドを作り、その外側へ鼻だけ突き出してビームを撃つ、と言う攻防一体の態勢を取りました。一応理にかなっているんですねw。

 ”オリンポスの下僕“のMSを巻き込む事をまるで躊躇せずビームを撃ちまくるシュヴァイン。モ·カールはカーティスがテテニスに気に入られたのが悪い、と勝手な事を言います。

「国家というものはねっ!我々上級国民のものなんだよっ!我らがもうけるためにあるんだよォ!」

「平民などというものはね!我々に甘い汁を吸わせるための家畜にすぎんのだよ!そんなものがっ!こっちの都合で少しばかり死のうがどうしようが!知ったことではあるまいがあっ!」

 知ってたけど、ひどい小悪党ムーヴです。本当にただ自分がいい目を見たいだけみたいですね。

 MSの腕を貫かれて振り回されているイオ。

「私は…できる!だって私は…巨人じゃないからっ」

「コクピットに座っているだけの…小さな 人間だから!」

 巨人である事がアイデンティティだったイオが、MSの腕を破壊して逃げる為に自分が人間である事を認めました。戦闘中ですが大きな進歩です。

 片腕になったトゥエルブとX-11が合流。しかしどちらも満身創痍。現状、シュヴァインにダメージを与えられそうなのはトゥエルブのニードル·フルーレのみ。これをIフィールドの隙間に当てなければなりません。これまでの戦いを思い起こしたカーティスは一つ策を思い付きます。

「ばかなっ!そんなっ…ことをしたら おまえはどうなるっ!」

 イオは止めますが

「“オリンポスの下僕”を止めるのは“蛇の足”の最後の仕事で」

「君を救うのは…“カーティス·ロスコ”の最後のやり残しだから」

 カーティスは最後の勝負に出ます。光の翼全開で正面から突っ込むX-11。シュヴァインが満を持して放つビームを背を向けて受けるX-11!ああ、V2ガンダムの最後のアクションと一緒ですね。光の翼でビームを防ぐつもりです。

「どうしても 一度奴のビームを 止めるしかっ」

 シュヴァインのビームの照射時間は3秒。次の照射までに6秒のチャージタイムが必要。この6秒を作る為、カーティスはビームを受けたままコア·ファイターを分離して更に接近。耐えきれずにコア·ファイターは爆散!ちょうどビームが止まった瞬間、コア·ファイターの抜けたX-11の胸の穴からトゥエルブのニードル·フルーレが!鼻を貫かれてシュヴァインの胴体部は爆発。カーティス達の勝利です…が、カーティス、コア·ファイターごと爆発してますけど?!

 えーっと、次回最終回ですが、まさかカーティス葬式の場面にループするのかな?まあトビアは殺しても死なないので命の心配自体はしてないのですがw。長谷川先生なのでハッピーエンドは確実です。カーティス·ロスコの物語の終焉を待つとしましょう。

 さーて、次は何やるのかな~っとw。

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