よふかしのうた 11巻

 アニメもついに始まります「よふかしのうた」。少々キツイ展開が続きます。吸血鬼モノの本分といえば本分かなぁ。

 星見キク。七草のひとりですがもう何年生きているのかもわからない、眷属も100人を越える…。アンコの父を吸血鬼にしたのもキク。更にコウの友達、マヒル君に現在進行形で粉かけている…激ヤバ物件ですね。

 アンコはマヒルを通してキクと接触していました。マヒルにキクが吸血鬼である事を説明して帰らせた後、彼女はアンコの元に現れました。アンコの目的が自分を殺す事だ、と聞いてキクは笑います。

「私に弱点は存在しない」

「あなた自分で言ったじゃない…フッフフ…!」

「調べれば…調べるほど…わっわからないってェッ」

「わッ私にも私がわからないんだから」

「誰にもッわかるわけないじゃない!!アーッハッハッハ!!」

 狂気をはらんでますね。実際、人間だった頃の愛用品がもう残っていないなら吸血鬼に弱点はない、と言えます。餓死させるくらいしか死なせる方法を思い付かなかったんだ…と話を聞いたコウも気付きます。

 コウはマヒルに会ってキクともう会わないようにさせようとしますが、マヒルはキクの側について話を聞こうとせず、殴り合いのケンカになってしまいます。その最中に半吸血鬼化してマヒルを圧倒してしまうコウ。ナズナとアンコの介入で危うく彼を手にかけるのは回避しましたが、眷属化が進んでいる事がマヒルに知られてしまいます。

「なぁ?!笑ってんだろ?!いつまで経っても吸血鬼になれない俺を!!」

「なぁ!?一度も血吸われたことない俺をォ なぁ!?馬鹿にしてんだろ!!?」

 あぁ、まだ吸われてないんですね…。変に拗らせたマヒルは眷属になれなくても、キクの側に居られればいい、として姿を消します。

 ショックを受けて塞ぎ込んでいるコウをアキラも引っ張り込んでどうにか立ち直らせるナズナ。

 感情の昂りが半吸血鬼化のキーならマヒルに再会したとき、また暴走する。

「俺はきっと後ろめたかったんだと思う。だからせめて次会った時に同じことにならないように この力をコントロールできるようにならなきゃだめなんだ」

 半吸血鬼化の暴走をとりあえずナズナが受け止め、その間にマヒルへの想いを整理する事でコウは制御を取り戻す事ができました。

 アンコとアキラはマヒルの背景を突き詰めていました。眷属になりたがる人間は人生に飽きを感じている事が多いが、マヒルにそう言う要素は見られない…。

 マヒルにはお兄さんがいた、とアキラは話し始めます。元々物静かな子供だったマヒルが、兄が亡くなってからよく喋る明るい性格…言ってしまえば八方美人な性格になった…と。不穏な気配を感じたアンコはマヒルの両親に探りを入れますが…。

「マヒルならいません」

「しばらく帰ってきておりません あの子はしっかりしてるから心配なさらず」

 不気味すぎます。マヒル君家族ぐるみで問題を抱えているようですね。吸血鬼化を望むのはこの辺からでしょうか。

 吸血鬼より人間の方が怖い、なある意味定番の話な11巻でした。ただ、子供らしくぶつかり合う事で解決に向かいそうなだけ希望が持てます。

 キク…どうなるんでしょうね。ここまで関係が入り組んじゃうと、また七草でダベって酒飲んで…てのは出来なくなりそうな気がしますが、案外平気で再集合してしまうかも…吸血鬼ですからね~常識違いそうw。

コメントを残す