時継の図抜けた影の薄さに惑わされた天狗は玄蕃の仕掛けに引っ掛かって捕らえられてしまいました。影の薄さが凄み、ってのもすごい話ですがw、玄蕃は何か掴んだようですね。彼の今後の成長のヒントになりそうです。
後顧の憂いを断ち、麻呂こと国司清原の戦車攻略に向かいます。頼重率いる本軍が周囲の兵を引き付ける内に国司を狙う様に、と一本の矢が時行に渡されます。
弩弓が雨あられと降り注ぐ中、時行は軽やかに進みます。
「逃げ上手と郞党の護りを駆使すれば この突撃中 敵の矢は絶対に当たりませぬ」
「当たりませぬ」
「当たりませぬ」
「当たりませぬ!」
…恍惚とした表情で馬ごと跳び跳ねる時行は…贔屓目に見てもやっぱりちょっとおかしいw。
戦車を駆け登り、所謂主砲の位置にいる麻呂に横から一矢を射込む時行。しかしそれで限界です。戦車から落ちるところを亜也子に受け止められ…矢は麻呂の命を奪うまではいきません。
「そういう無理な射撃でしか麻呂を狙えぬ設計じゃ 到底急所など貫けぬ…」
つくづく戦闘以外では有能なんですね、この人。なんで戦場に来てしまったのか。
その時、麻呂の身体に燃え上がるような痛みが!まさか矢に毒?
違いました。黒曜石の破魔矢には頼重の神力が込められていたのです。
「人の内の悪しき神力を焼き払いまする」
その悪しき神力の出所は尊氏なわけで…邪神かなんかかあいつは。
たまらず戦車から顔を出したところを四宮の矢が縫い付けます。間髪入れず駆け上る保科。
「国司清原 終わりだ」
「麻呂はただ…世界を作りたかっただけなのに …誰の?麻呂の?帝の?」
尊氏様あぁぁぁ…と最期に叫びつつ保科に斬首され、清原信濃守は命を終えました。
公家の、帝の手に政を取り戻す事が目的だったはずが尊氏に取り込まれ、手駒として使い潰された感じですね。清原の哀れと共に、おそらく本人は「利用しよう」とか考えてもいないのにここまでやらせてしまう尊氏が恐ろしい…。
大物が沈みましたが、戦場にはまだ大本命小笠原が健在です。戦はまだ終わりません。
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