古見さんは、コミュ症です。 26巻

 3年目で流石にこなれてきた古見さん只野くんペア。とは言ってもまだまだ奥手もいいとこなんですがw。

 そんな奥手な二人ですが、今回ついに只野くんの家族にご挨拶することに!…してなかったっけ?えー、妹瞳ちゃんやお母さんと古見さんに面識はありますが、お付き合いしている、と言う認識はなかったぽいです。てか瞳ちゃんは文化祭エピソードから只野くんのお相手は片居くんだと勘違いしているようで…LGBTに配慮してんなオイw。

 覚悟を決めた瞳ちゃんが

「お兄ちゃんの恋人紹介してほしいんだ」

 と切り出します。いろんな事情があると思うし恥ずかしいかも知れないけど、ちゃんと知っておきたい。「家族だから」

 なんだかいろいろ心の準備をした瞳ちゃんの前に現れたのは古見さん。

 何言ってるか分からないけど古見さんが僕の恋人だから…しどろもどろながら説明する只野くんに瞳ちゃんは

「なにが?」

 …意外な展開に脳がバグっているようです。

 そこに帰って来たお母さん。改めて古見さんと付き合っている、と説明するも…

「なにが?」

 …意外な展開ry

 なんとか信じてくれた二人ですが、今度はお母さんがド緊張w。当然古見さんもド緊張でまともにコミュニケーションが成立しません。只野くんの部屋で落ち着いた古見さん。

「只野くんのお母さまは…只野くんに似ていて…とても素敵な人だと思い…ます」

 交際を反対されるかと思ったけどそんな素振りは全然なくて、途中のディスコミュニケーションなやりとりにも否定するような事はなくて…そんな話をしているところをお母さんが見て

「娘にした~~~~い!!」

 絆されましたw。

 古見さんが帰るとき、「お母さま」じゃ呼びづらいから名前で呼んで、と

「私の名前は慈安布(じゃんぬ)。只野慈安布」

 キラキラネームでしたw。良い話でしたがお母さんが全て持っていってしまいました。

 他のエピソードとしては、みんなで激辛ラーメン食べに行ったり(万場木ちゃん「かやい!」は反則だw)、岸さんが忠誠心と友情の間で揺れたり、片居妹ちゃんが古見弟くんと同じクラスになりたくて色々やったり、和貝くんと万場木ちゃんの仲がちょっと進展…片居くんとは急接近したりw、成瀬くんと阿瀬さんがデートしてたり(割りと上手くいってるのが不思議…)。

 古見さんが只野くんを誘って大学見学に行って、大雨で帰れなくなってネットカフェで夜明かし…しかもカップルシートw。まぁこの二人なのでどこまで行っても間違いなど起こりませんが。

 大学の感想とか将来の事とか色々話し、只野くんには大分素直に接する事が出来るようになったようです。

「私、只野くんの顔 好きです。」

「あ、いえ もちろん顔だけじゃなくて、性格とか全部なんですけど…」

 彼女、少し前まではこんなに喋れませんでした。目に見える成長ですね。

 つか隣で寝てる女の子が髪の毛でこしょこしょ、とかものすごい好意の持たれ方だぞ只野くん!チキショーリア充爆発しろ!

 只野くんとは普通に話せるようになってきた古見さん。あとは友達とも話せるといいですね。目標は「卒業までにノートを捨てる」かな…。

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