アニメも始まりまして、ひさしぶりに最初の頃の話を見ると…軽い話をやってたんだな~w。コトヤマ先生本人も言ってますが、12巻なんかほぼバトルマンガですよw。「吸血鬼として生きる」事を突き詰めるとこうなって行くのは分かるんですけどね。
マヒルの家を探るアンコ。共働きの両親がいない内に夕家に忍び込んだ結果は…兄ショウゴが死んだ事を未だ受け入れられず、「ショウゴの帰りを待つ」両親。そのせいで家の中にマヒルの居場所はない…。
「早い話が終わってるよ あの家は」
アンコの結論です。今、キクの為に生きているマヒルはあの家にいるより幸せなのかも知れない。”正常な“生活に戻す事は彼を苦しめるだけだ。
「関係ないよ 俺は仲直りがしたいだけだから 別に連れ戻す気なんかない」
コウは受けて言います。話し合った結果、仲直りできなかったらそれは仕方ない。納得できるならいい。
「ただ…もし星見キクが そんなマヒル君を騙して悲しませるつもりなら どんな手を使ってでも取り戻す」
決意を示すコウの目の前に突然降り立ったスーツの男!一呼吸でコウを殴り倒したこのヤーさん風の男は間髪入れずに蹴りを放ったナズナをきっちり迎撃。
「吸血鬼か…!」呟くアンコとアキラを抱えてジャンプで脱出する男。コウ追いかけます。
「あれ!?キミ人間じゃないのぉ!?」
驚く男を空中でぶん殴るコウ。
「こンの ぶっ殺すぞグラサンマスク!」
半吸血鬼化がいきなり発現してますね。衝撃でアンコとアキラが放り出されてしまいます。ナズナが二人を助けに行き、コウは男を捕らえに。どうにか二人はナズナが助けて着地。
アンコが推理するに“半化”のトリガーは「痛みを伴う流血」。吸血行為がその条件を満たしていた訳だが、ならば流血が止まれば半化も収まる…。推理通りに半化が解けたコウは男にビルの屋上から落とされてしまいます。
「まさか死ぬってこたねーよな 吸血鬼だし…吸血鬼…なんだよな?」
なす術なく落ちていくコウ。
「ちょちょちょちょオイオイオイお前…俺を人殺しにするつもりかァー!?」
結局コウを助けてしまう男。…見た目ほど悪い人じゃない?「二人を落として死なせてしまった」事を気に病んでいる隙をついてナズナが一撃食らわせ、確保です。
この男…アザミは星見キクの眷属で、彼女が作り出す眷属が起こす事件を未然に防いだり隠したりしている、という事でした。
そもそもアンコは吸血鬼の間ではかなりの有名人になっており(ハロウィンの件)、命も狙われているらしい。
「来たか」
アザミが侵入を察知したのは…女一人。躊躇なくアンコの首を狩りに行きますがアザミがカウンターに入ります。
「その女は私がもらいます」
星見キクは眷属を無意味に作りすぎ、恨みを買って目立ち過ぎる。
「だから星見キクを消さねばなりません。そのために鶯アンコは私がもらいます」
アンコを逃がし、女と一対一の状況に持ち込んだアザミでしたが、対吸血鬼戦闘に慣れた女の方が一枚上手でした。
更にナズナを無力化する為、思い切り遠くに投げ飛ばします。戻って来るのに30分はかかると言う…なんという確実な無力化だw。
コウはピアス穴を開ける事で痛みと流血の条件をクリアして半化、女と戦いますが透過まで使いこなす女に腕を千切られてしまいます。
「では、半吸血鬼化の状態で更に同じ条件をクリアしたらどうなるんだろう?」
「これを連続して行うことで彼の中の吸血鬼の”濃度“が…吸血鬼の“割合”が上がるとしたら…」
アンコの仮説を今コウが実践しています。
千切れた腕を血で繋ぎ、女の透過を超えるスピードで攻撃、ビルの床も素手でぶち壊し…。
吸血鬼の組織があるのは納得できます。隠蔽など格段にやり易いはずですし。七草は組織から離反したメンバーなのかな?
そして人外へのステップを確実にあがっていますコウくん。彼が眷属になりきってしまうのはいけない気がするんですけどね…。
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