2週間くらい前に当ブログの閲覧数が妙に上がった事がありまして、何かと思ったら「アカネ!」のシリーズ連載の予告がグランドジャンプに掲載されたんですね。で、半年くらい前の記事が検索ヒットしたらしい。こういう事があるから面白いですね。
父親が家の金持ち出してキャバの姉ちゃんと蒸発してしまったので、日銭を稼ぐ為に除霊の真似事をしている女子高生東雲茜(霊感ナシ)…救いが一つもないな、改めてw。
「肩に乗っかってますねぇ 霊が」
初っぱなから飛ばしてます茜。相談に来た宇和木須瑠世さんと息子の実くん(そのまんまだな…)、須瑠世さんの体調不良の原因が霊的なものではないか、と疑って茜の元にやって来ました。コールドリーディングで死んだ旦那さんが須瑠世さんの肩に乗ってる…事になり、日を改めて(納得させるだけのネタを集める為)除霊をする事に。
さて、宇和木さん家はSNSをやっていなくてそちらからの情報を取れません。茜は友達の美咲の家が探偵事務所をやっている事を思い出し、情報を調べて貰おうとします。お友達価格で…。
「何て言うか…友達として…言った方が良いと思うわ…アンタのしてる事 詐欺だよ?」
…そう!そうなんです!詐欺なんですよこれ!良かった、この作品にもまともな人がいた(泣)。
「詐欺じゃないよ!!」と強硬に主張して結局美咲を巻き込む茜。経費削減の為、美咲と依頼者茜本人の二人での探偵活動となります。
体調不良ってただの更年期障害じゃないの?とは茜と美咲共通の意見だったのですが、宇和木さん本人は15年前に亡くなった旦那さんの祟りだと信じて疑いません。調べてみると宇和木さん…浮気してましたw。ラララで週3自宅で週3…週6!?あぁ旦那さん死んでるから浮気じゃないのか…。この辺を突っ込んだら除霊のネタになる、と踏んだ茜は息子、実くんを巻き込んで自宅に盗聴機を仕掛ける事に…。
「やんなっちゃうわよ!死んでも私に迷惑かけるなんて!ATMにもなれなかった分際で!」
盗聴機からはまぁ最低なセリフが流れて来ます。落ち込みもしますが、これで除霊か出来る、と茜は断言します。
「この女は亡き夫をまるで尊敬していない その自覚があるから怯えてるんだ」
除霊当日。お馴染みのザツな早九字(りんぴょうとうしゃかいちんれつざいぜ~ん)で旦那さんの霊を降ろして須瑠世さんに感謝と謝罪をさせる流れ。実くんも巻き込んでだんだん調子に乗ってテンポつけてりんぴょうし始める茜。まさに除霊現場はライブ会場と化した!w
…ちょうど同じ号の「カモのネギには毒がある」でマルチ集団のセミナーのシーンがありまして…。人を丸め込もうとすると傍目からは似たような感じになるのかな~、って…。
いい加減疲れてきた須瑠世さん、「まだ満足してない」と適当に言い放った茜の一言で泣き崩れます。「やっぱり知ってるんだわ!」と。
「…ごめんなさい 実は父さんの子供じゃないの 今も関係がある斗真さんの子…多分…」
…えぇ?ですが、混乱する実くん、茜に話を振って来ました。
「これを聞いてる父さんはどうなってるんだ!!」
追い詰められた茜、脳裏に父の言葉が思い出されます。
「いいか茜… 人に真実は必要ない 人は不都合な真実など見なくても生きていける」
「必要なのは都合のいい嘘! 人は都合のいい嘘で幸せに生きていける!」
旦那さんは全て知っていたようです、と話を振った茜。
「ですが怒ってはいません 悲しんでいるのです」
「真実を話して本当の家族で過ごしてほしい 彼が願っているのはお二人の幸せです…」
憑き物が落ちたようにおとなしくなった須瑠世さん。「斗真さん」とは一緒にならず、一人で実くんを育てて行く決心をした様です。
最後に茜、何もない壁を見上げて…
「おぉ…」
「のぼって行きます」
旦那さんが成仏した…ことにしました。
「都合のいい嘘は 彼女のなけなしの良心に火を灯したようだ」
「これにて除霊完了」
ラスト、茜にTV局から電話が。心霊スポットの除霊企画がある、と出演依頼です。ギャラに目が眩んで茜乗り気です。大丈夫か、おいw。
よ~く考えてみると、精神のバランスを欠いている人の内的問題を霊に仮託して解決する、というのは理に叶っています。…それこそ「姑獲鳥の夏」等の京極堂こと中禅寺秋彦とやってる事は一緒なんですよ!畏れ多い事に!w
基本小悪党しか出てこないこの作品で、いろいろ綱渡りのアカネちゃんがどこまで行けるのか…。しばらく見守らせて頂きましょう。
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