機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ·レイは極光の彼方へ- 1巻

 地球に落ちようとする小惑星アクシズを押し留め、行方不明となったアムロ·レイ。彼は一体何だったのかを追うマンガ「機動戦士ガンダム ピューリッツァー」です。主人公は元ホワイトベースの三チビ·カツレツキッカの最年少、キッカ·コバヤシ。

 宇宙世紀0094年。第二次ネオ·ジオン抗争…いわゆる「シャアの反乱」から2年の節目の戦没者慰霊祭が行われようとしていました。これを機に、今までMIA(作戦行動中行方不明)扱いだったアムロ·レイの名が慰霊碑に刻まれる…。

 20歳、大学生になったキッカ·コバヤシは世間に流布する「英雄としてのアムロ」ではない実際に自分が見た「ただの人としてのアムロ」の記録を残したいと考え、行動を始めます。出版社の新人賞をもらい、作家デビューも決まっているキッカ。

「彼の足跡を辿って彼が何を思い 何に悩み 何のために戦い続けたのかを記して伝えたい」

「それが私なりのアムロさんとのお別れにもなると思うから…」

 まずは義母フラウ·コバヤシにサイド7に来たばかりの頃のアムロの話を。この頃はただの引きこもりのメカオタクですねw。

 また亡き義父ハヤト·コバヤシもまたキッカが動き出すであろう事を予測していました。

「元ホワイトベースのクルーとして君が何かを成し遂げたいと願うことがあるなら 彼に相談してみるといい 連絡先を母さんに伝えてある きっと力になってくれるはずだ」

 ハヤトが残した手紙にはあの男…カイ·シデンの名刺が付けられていました。

 連絡を取ったカイからの返信には「少しばかり遅いクリスマスプレゼント」として大量のアドレス…元ホワイトベースクルーやカラバ関係者等…が。さすがジャーナリスト!

 このリストを元にキッカは次々と懐かしい顔に再会していきます。ジョブ·ジョン、オムル、オスカにアムロの実母カマリアまで…。

 彼らの証言からアムロ·レイと言う人物が単に「天才パイロット」「ニュータイプ」とひと括りに出来るものではなく、地味な努力と情熱を抱えた、悩みながら進んで行く当たり前の人間である、と言う確信を深めるキッカ。 

「彼を知る人がありのままのアムロさんを語らないと その姿は歪められてきっと誰かに利用される そんな気がしてならないんです…」

 ニュータイプと言うものに対する地球連邦の警戒、英雄を偶像として利用しようとする勢力の可能性などキナ臭い要素も匂わせながら1巻は終わります。

 ガンダムが大地に立ってから作中で15年、リアルでは40年経っています。その間のいろんな展開からうまくネタを拾いだしていますね。ジョブ·ジョンはサナリィでフォーミュラー計画の進行責任者になるのですが、オムルがサナリィの立ち上げに関わっており、彼がジョブを誘う形になっています。カイはフリーのジャーナリスト。彼が主役のスピンオフも出来てます。…あちこちで便利に使われてますねw。オスカはなんと情報局勤務。冷遇されていたロンド·ベル隊のアムロの元にνガンダムが渡るように手を回したのが彼のようです。アムロ(ニュータイプ)に関するものが連邦から危険視されている事もキッカに教えています。割とあちこち気の回る人の様でw。

 さて、このままあっさりアムロの伝記が出版されるとも思えません。最悪連邦の圧力で出版停止までありますね…冒頭のフォン·ブラウンの出版社の人も検閲がある…みたいな話をしてましたしね。

 まぁ、まずは取材です。連載分でニューホンコンのルオ商会は訪ねてますね。あと行きそうなところはブライトキャプテンとミライさん夫妻、ハサウェイも…まだ生きてるなw。カラバのベルトーチカ…アストナージも健在かな。シャングリラ·チルドレンはアムロと直接面識はないか…。あとは対戦した側の意見も欲しいとこですが、戦ったのはみんな殺してるからなあのキリングマシン…。あれ、ヤザンは対戦経験あったっけ?

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