OMEGA ONE 2巻

「お前らの本能は闘争だ!闘え!」

 梶専用ドラゴンドラ(ドラゴン型ゴンドラ)に乗って現れた梶くん理事長の新学期の挨拶です。相変わらずかましてくれますw。

「騙されんじゃねえぞ!“ケーキを均等に切る才”なんて糞の役にもたたねんだよ!不均等(いびつ)な大きさのケーキを力ずくで納得させて分ける!それこそが、ここでは必要な才だ!そのための闘争だ!」

 無茶苦茶なんだか筋が通ってるのかよくわからない説教をありがたく垂れ、「戦い尽くして”ONE“になれ!」と煽るだけ煽って消えて行きます。

 いや、梶理事長最高w!なんだか分からなくても人を引っ張っていく天才!

 さて、その“ONE”になる方法ですが、生徒全員が一つづつ持っている校章を全て集める事らしい。そうすると天守閣に登れ、そこで何があるかはわからないが日本のトップにはなれるだろう…と池松…一郎に助けられたウサギTRIBEの男は説明します。…多分オメガの儀式を試されるんでしょうね…要するに理事長とkiss。

 池松の情報でハルナツ兄妹が一郎の刀…斬極丸を学園の五大勢力の一つ、HOUND WOLVES TRIBEに売り付けようとしている事を知り、一郎はそのTRIBEのアジトに向かいます。

 アジトではちょうどハルとTRIBE頭領、犬友康平(ハウンドドッグ?大友?何の事やら)が刀の売買交渉をしていますが、どうもハルちゃんまともに受け答え出来ていません。結局乱闘になってしまいます。クロックアップを駆使してHOUND WOLVES全員を子供扱い。そこに状況を察した一郎がクロックアップ状態で突っ込みます。

「お前のクロックアップ…尋常な速さじゃねえぞ!?」

「嘘…アップ中になんで普通に話できるの!?」

 ハルのクロックアップは通常のものより数倍…数千倍速いらしい。まずそれに一郎が驚き、ハルはハルで自分のクロックアップについて来れる一郎に驚いています。

 二人は共振…これはクロックアッパーとしてではなくオメガとしての反応じゃないかな?…でハルとナツの絶望にまみれた過去を垣間見ます。体が光る子供たち、収容所に隔離、脱走…。

 次の瞬間、ハルのクロックアップが切れます。常に糖分を補給しないと脳が焼き切れるらしい。あー、いつも口にくっつけてるアメはそういう…。

 行き掛かりで刀を抜いてHOUND WOLVESと戦う事になった一郎。犬友のペットの犬を斬り殺してしまい、ハル、ナツ、一郎の3人まとめて犬友の怒りの対象になってしまいます。

 ハルナツの二人は移民であり、治外法権の学園を追い出されたら行くところがない。

 運命共同体となった3人。打開策として一郎が提案したのが

「俺たち3人で犬友たちを潰し、HOUND WOLVESを手に入れる!」

 HOUND WOLVESは3人の縁者として池松を捕らえます。極東学園の掟として「不殺」があるのですが、池松に火をつける「だけ」、

「死ぬも死なぬもそっちの勝手じゃ!」

 …ひでえ理屈ですが、実際池松はピンチです。

「こうなったらあいつもTRIBEの仲間だ!」

「池松をあそこから助け出した者が俺たちTRIBEの頭領ってのはどうだ?」

 本格的に”ONE“を目指し始めた一郎。どう見ても中国オメガ劉智健の血族、劉金平も絡んできて、一筋縄では行きそうにありません。何だかナツに頭が上がらない一郎とかw、問題は山積みですね。

 果たしてハルナツの思惑はあるのかないのか?一郎は…ほとんどものは考えていないw。そして梶理事長にノリ以上の思考はあるのか?w

 

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