ウエザエモン討伐後、「旅狼」は活動小休止。オイカッツォこと魚臣慧は本業のプロゲーマーの方の仕事でアメリカのゲームイベント「グローバル·ゲーム·コンペティション」GGCに出場しなければならないのですがメンバーがどうしても不足…。
本来彼が「シャンフロ」を始めた理由が「世界的大ヒット格闘ゲーム『ギャラクシア·ヒーローズ』の次回作が『シャンフロ』と同じゲームエンジンを使用している」という情報故でした。最新ゲーム環境の予行演習の意味もあったのですね。補充メンバーとしてサンラクとペンシルゴンの召集を考えるカッツォ。
お誘いのメールを受けとるサンラクですが、とりあえず深淵のクターニッドのユニークシナリオを進める方が優先のようで。
「これで…180秒だ!!」
「刻傷」による防具破壊効果の検証とかやってます。作った防具を次々ぶっ壊されるビィラックが怒り狂ってますがw。結論として、防具を時間制のバフと割り切って使う方針のようです。古匠謹製の防具を使い捨て…なんて贅沢なw。
さて、ルストとモルドとの待ち合わせ場所、港町フィフティシアの酒場にサンラクが行ってみると…NPCにケンカふっかけまくってるチビとノッポのコンビがw。ルスト&モルドです。クターニッドに繋がるユニークシナリオを受注できるNPCが出現する条件がはっきり分かっていないらしく、
「前はここら辺の悪党面したNPCを片っ端から殴っていたら『大海賊の使い』を名乗るNPCが現れ『大海賊スチューデ』の元へ案内された」
だから前と似たようなことをすれば出てくるんじゃないか?と。…雑だ!そして乱暴だな!w
「はんっ!!騒がしいと思ったらやっぱりお前か!!しばらく見ないから怖気付いて逃げたかと思ったぞ!!チビ女!!」
出てくるしw。…そして常々思っていたんですが、シャンフロのNPCはキチンと時間感覚があるんですよね。エムルなんかもサンラクがログアウトしている間、ラビッツの他のNPCと独自に交流している節がありますし。
プレイヤーがアクティブにログインしている内はいいでしょうが、長期間ログアウト状態だったり、引退してしまったりしたら…あの個性的なNPCたちはただただプレイヤーを待ち続ける事になるのでしょうか?…ちょっと怖い考えになってしまいました。
で、このクソガキこそが大海賊スチューデ。彼が率いるスカーレット·ホエール号に乗船し、スチューデの父を殺した幽霊船「クライング·インスマン号」を沈める!これがユニークシナリオ「深淵の使徒を穿て」の内容でした。
「それじゃあ早速その幽霊船を取っ捕まえて 『深淵の盟主』様とやらを紹介してもらうか!!」
シナリオを開始するとどこからともなく樽がサンラクの元に送られて来まして…樽から出てきたのはサイガ―0と秋津茜!w ついでにシークルゥ。
サンラクが前回のパーティを解散し忘れていて、二人にもシナリオのオファーが行ったらしい。結局二人も同行する事になり、パーティメンバーはサンラク、ルスト、モルド、サイガ―0、秋津茜、エムルにシークルゥとなりました。
海上を進むスカーレット·ホエール号。その前方の海面を割って現れたのはクライング·インスマン号!
真正面からのぶつかり合いからの切り込み!腐ったような魚人がホエール号に乗り込んで来ます。いち早くインスマン号へ突っ込もうとするサンラク。
「流石に正面突破はちょっと面倒か?」
「幽霊船まで行ければいい?なら… 私が道を作る」
ルストが構えた弓にモルドがエンチャント。放てば軌道上の魚人をまとめて吹き飛ばす!やっぱモルドはルストのサポートに回るのね…w。
幽霊船で思う存分暴れるサンラク。ボスらしき魚人も出て来ますが、少し違和感が。
「ユニークシナリオのボス戦にしては少し簡単すぎる気がしないか?」
そんな事を考えていたらスチューデが出張って来ました!
「こ…この化け物めぇ!!僕様がパパの仇を討ってやる!!」
自分で仇を討ちたいスチューデがいてもたってもいられず出てきたのですね。それを見た魚人はスチューデの方へ…!
「これはただの討伐戦じゃない!護衛系ミッションだ!!スチューデを守れ!!」
指示が一瞬遅く、スチューデに攻撃が届くか、というところでカバーに入ったのは…鬼?! いやサイガ―0です。「アルマゲドン」の反動でステータス半減と防具の性能的低下を受けており、せめて装備を替えての参戦です。てかますますゴツいな玲ちゃんw。
続いて茜が幽霊船に乗り移ると…一瞬時間が止まったかのような感覚?大容量のデータを読み込む時のラグのような…そんなデカイデータって…。
海面を割って現れたのは船を巻き取る程の巨大な触手!!
「サンラクサン!これ…クターニッドですわぁーー!!」
「まさかこのシナリオ…EXまで直通なのか!?」
「待て待てぇ!!こういうのは開始前に断りがあるもんだろぉぉ!!」
POPする表示。
「ユニークシナリオEX『人よ深淵(ソラ)を見仰げ 世界は反転(マワ)る』を開始します」
「事後報告するんじゃねぇぇ――!!」
引きずり込まれ、分断されたサンラクたち。サンラクは気付くと「深淵盟都ルルイアス」にいました…あー、端々に出て来てましたが、やっぱりクトゥルフモチーフでしたか。色々ねじくれたw展開になりそうですね。
タイムリミットのカウンターは170時間、つまり7日間の長丁場の模様。とりあえず死んでしまうと取り返しのつかないNPCのエムルとシークルゥを探し始めるサンラク。途中で魚人NPCアラバとも出会い…。
やっぱりシャンフロってあんまりプレイヤーの都合は考えていないですね。ゲームシステムの完成度とストーリーの作り込みは大したものですが…これらのパワーで批判を全部圧殺するストロングスタイルなんでしょうか?w
少し先ですが、サンラクくんタイムリミット平気でスルーしてGGCに参加しちゃうしw。私なら気が気じゃなくてシャンフロから離れられなくなると思いますが、クソゲーマーは度胸が違いますねw。
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