コウくんのお母さん、夜守ケイさん。…だいぶ物分かりの良い方でした。
「ちゃんと母親やれなくて悪いなってさ」
シングルマザーのケイさん、複雑な背景があるようで。対してコウくん、夜出歩くようになっていろんなヒトと知り合うようになり、それがすごく楽しい、と。
「母さんがこうじゃなかったら俺はあのヒト達と出会えてないわけだから 正直、俺はこの環境に感謝してるよ」
なんか困ったような顔のケイさん…親としてはそりゃそうだよねw。
で、ケイさんから学校からの連絡があった事が話されます。
「修学旅行どうしますかって」
めんどくさいので行かない、と言うコウくんですが、中学校のアキラの前にマヒルが現れます。
「今日は…挨拶に来たんだ 俺たちはこの町を出るよ」
「だからちゃんと伝えておこうと思ってさ 『ばいばい』って」
「あいつにも伝えといてくれ」
自分で言えよ!!とアキラはキレますが、マヒルはそのまま帰って行きます。
最後に「…どこに行くの?」と問うアキラ。
もしかしたらあいつにならわかるかもしれない…と返すマヒル。準備があるから、と。
「準備って…なんの?」
「なんのって そりゃあ 修学旅行に決まってんだろ」
コウくんとマヒルは小学校の修学旅行をサボっています。正確には費用積み立てをしていなかったマヒルが参加出来なくて、それにコウくんがつきあった感じ…本当に夕家はぶっ壊れていたんですね…。
放置されてるマヒルとケイさんが泊まりで帰って来なかったコウくんは、まる2日間余人の邪魔が入らない時間を遊び倒したのです。その2人にとって特別な時間を作り出した修学旅行の行き先が北海道。そして今回の中学校の修学旅行の行き先も北海道…。
「行けばいいじゃん 勝手に 今回行けなかったのって“家庭の事情”なんでしょ? どうでもよくない?そんなの」
「…俺…行くならお前と一緒がいいよ」
小学生の時の2人の会話です。マヒルの行き先は北海道であろう、と結論づけたコウくんは修学旅行参加を決意。ナズナはじめ吸血鬼メンバーとアンコも別口で北海道へ向かう事に。
久しぶりに登校したコウくん、告白して来たのをフッたのが彼の不登校の遠因になった浅倉とその友だち…みっちゃんさっちゃんと和解し、あまつさえ修学旅行は彼女たちの班に入れてもらう事に。ある程度事情を理解しているメンバーだからコウくん単独行動しやすく…てかアキラちゃんも一緒でコウくんハーレム状態なんですがw。まぁそれを喜ぶメンタリティだったら不登校なんかならない訳ですが。
で、北海道に向かう訳ですが…新幹線!?
多分東北北海道新幹線で上野から新函館まで、って感じだと思いますが…この距離だと飛行機使った方が圧倒的に早くて、価格もうまくやれば陸路より安くなると思うんですが…。学校側に鉄の人でもいたんですかねw。
吸血鬼連中も同じ新幹線に乗り込んで旅を満喫w。ナズナなんかコウくんをトイレに連れ込んで血を吸ってます。好きにやりすぎだろw。
北海道に着いたら地元の吸血鬼と出くわしたり。こいつが魅了の能力を使って観光客と写真撮ってそれを押し売りする…というなんだかセコい奴で…。
優等生の仮面をかぶっていた事がストレスになって不登校に陥ったコウくんですが、「素でもいいや」というある意味諦めに至ったせいでなんだかいい方に転がってます。割りと学校に居場所が出来つつあるような状態なのですが、これが昼の世界に戻る足掛かりになったりするんでしょうか?
まずは星見キクとマヒルに会ってからですね。会って何をするかもコウくんには分かっていない状態ですが…。
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