ムダヅモ無き改革 プリンセス オブ ジパング 13巻

 麻雀が全てを解決する「近代麻雀」バカマンガの筆頭。「ムダヅモ無き改革」シリーズもついに最終巻です。

「不覚ゥゥッ!!!」

 菊理の直撃を食らったヒトラー。衝撃で口からヒトラーの魂が出そうに!イゾルデが無理矢理押し込んで何とか元通り。昭和かw。

「“神々の指紋”使えるのはあなただけではないのですよ」

 「御門」がヒトラーと同じ様に指から麻雀力を吹き出し…。

「卓の中で余の麻雀力が牌をはじき飛ばした後に うぬの麻雀力が干渉し余の計画を台無しに!!!」

 よくわかりませんが、イカサマをイカサマで返された、という事かな?

「見ての通りです葩子さん 彼の霊体はまだアドルフィーネさんの肉体にていちゃくしていません 今のような強い衝撃で飛び出します 飛び出した時がひきはがすチャンスです」

「わかった!!とびきりのをブチ込んでやるっ!!!」

 微妙にわかってなさげな葩子。まぁこの娘感覚に任せて突っ走るタイプなのでその方がいいのかも知れません。

 次局洗牌に入りますが、ヒトラーは「御門」との”神々の指紋“打ち消しあいを警戒して動けません。

「やむを得ん…イゾルデ 呼吸を整えよ 対ショック対閃光防御ッ!!!」

「全麻雀力解放!!!」

 どこかで聞いたような警報セリフと共になんか色々吹き飛ばして現れたのは…。

 「あれこそが第四帝国の希望の星 スーパーアーリア人!!!」

 あ~、そんなネタありましたね。髪の毛が金髪になって逆立ってますw。

「麻雀力は高いが状態はかなり不安定です 討つなら今をおいて他はありません!!」

 「御門」の見立てに従い、局を始める葩子たち。葩子の配牌は…国士無双、ライジングサンイーシャンテン!

「スーパーアーリア人となった今の余であれば力で粉砕するのは容易であるが…もっと残酷で美しい結末はとうだ?」

「お前の上家を見てみよ」

 そこには真っ青な顔の菊理

「くっきー あなたまさか…」

「ごめん葩子 あたしの手の中には…」

 中が4枚!ライジングサンを成立させる為には最後に菊理が差し込むしかない!

 …“神々の指紋”なくても仕込めてんじゃん総統…。

 順調に2枚目の白をツモる葩子。これで国士無双中単騎待ち!

「その手をアガるには友の命を絶たねばならぬ まこと運命とは美しく残酷なものだな」

「捨ててなんかいないわこの国士 あんたのどてっ腹にブチ込んで…!!必ずアドルフィーネの魂を取り戻す!!」

 ヒトラーは菊理の中を強制暗槓!…チョンボ!?いや手は触れてないからセーフ…?

 葩子は槍槓でアガらねば純カラとなりますが…アガらず!

「いいえ まだだ まだ終わらないわ」

 中槓子から呼び出したクサナギブレードを構える葩子。

「私の麻雀力のすべてをここに…!!」

 その剣は槍に変化…天沼矛(スピアーオブジェネシス)!!そして矛は白に突き立てられ…それは正に国産みの神話!

「わたしに残った力のすべて…受けとんな…さいっ!!」

 白の水面から浮かび上がるのは中つ国…すなわち中!純カラ国士は十三面待ちに…!

 …え~、中が5枚、白が3枚になってしまう最悪であからさまなイカサマだと思うのですが…誰も指摘しなければイカサマではない…ホントにそうか?!

 ですが葩子の麻雀力はこれで底をついてしまいました。牌を持つ力もなく、牌を落としてしまう…。

 ヒトラー、一筒を掴みますが当然抱え込み…のはずが何故か一筒を切ろうと…!

「そうか!!!余の頭の中にとらえた…あの娘か…!!!」

 ヒトラーに封印されていたアドルフィーネが麻雀力の高まりと共に目を醒ます!

「ありがとう葩子さん…ヒトラーの中からずっと見てました 私のために戦ってくれた事を…!! 今からは私も…私も戦います!!!」

 全麻雀力を解放し、右手の制御を取り戻すアドルフィーネ。右手から落ちる一筒!

「ロン!!! いくよー これが最後の…」

「国士無双十三面(ライジングサン)!!!」

 アドルフィーネの口から飛び出すヒトラーの魂!「御門」がヒトラーを羽交い締めに!

「さぁこの男のたましいの根を刈り取りなさい 私の力ももう長くはもちません さらばです」

 クサナギブレードをかまえる葩子。

「じゃあね」

 「いやだ!!行きたくない!!あの世になんてッ!!」

「あっちにはスターリンやらチャーチルやらルーズベルトやらがいて 毎日毎日余からかっぱいでいくんだっ!!もう耐えられない!!!」

 あー、向こうにはヒトラーよりひどい妖怪がいっぱいいるんですねw。そりゃ行きたくないわ。

「そっか 全部おわったのね…」

 アドルフィーネ戻って来ました。

「優勝おめでとう あなたは本当に強かったわ」

「え?まだ駆ってないけど?」

「あたしはね!あなたにとりついてたヒゲオヤジと戦っただけ!!アドルフィーネとは何の決着もついてないんだからっ!まったくあの変態ヤロー!!」

 二十世紀最大の怪人を変態オヤジ扱い…あんまり間違ってない気はしますw。

「さぁ本当の決勝戦いっくよ――!!」

 麻雀力が尽きた葩子はアッサリ負けたそうですw。

 世界を救い、普通の女子高生に戻った葩子。しかし金星からの謎の刺客を前に、彼女はまた牌を握る事になります。

「さ 打ちに行こーじゃん!」

 バカパワーで押しきる本作もついに(ようやく?)終わりを迎えました。16年もやってたんですね。その間「近代麻雀」は月2回刊になってみたり月刊に戻ってみたり、別冊やらゴールドやらが統一されたり…。掲載作品もガチ系のものやルポもの、実録ものが増えて「ムダヅモ」系のモノはずいぶん減りました。

 もっとヤバいラインを行っていた「一八先生」の錦ソクラ先生は公式に「シティハンター」のスピンオフ描くようになってしまいましたがw。

 あとこう言う無茶をやってくれるのは「むこうぶち」だけかw?

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