ケイジに対して小銭を「止め」、止めを刺そうとするミトス。すんでのところで避けたケイジがカプセルを投げる!さっき投げたのと同じインクの入ったカプセルだと思って防ごうとするミトス。液体が出ると思わせる事自体が罠…!
「ネットよ 開け!!」
傘のように中心から放射状に展開する事も日本語では「開く」と言う!
カプセルが弾けてミトスを絡め取る。ミトスを電車のドアに押し付けるケイジ。
「敗北宣言しろ さもないとこのドアを開く!!」
走行中の列車からこの状態で落ちれば車輪に巻き込まれてバラバラです。耐えきれず遂に官給の銃を撃つミトス。
「警察の銃はすぐに特定されるから使いたくはなかったが…」
「回転式弾倉(シリンダー)よ 開け!」
とっさに弾丸を排出させる!タイミングよく梨々花も突っ込んで来る!
「時間よ 止まれ」
…ミトスの奥の手です。リスクが大き過ぎてそうは使えない手ですが決まれば無敵…悠々と弾丸を込め直してケイジを撃とうと…。
ケイジたちが気付いたとき、ミトスは頭を撃ち抜いて死んでいました。
「誰だ 誰が撃った 誰だ!! 誰だ…!!」
混乱するケイジ。釈然としないままケガ人たちと一緒に病院に収容されます。動詞の力とか警察に実証できるわけありませんからケイジと梨々花も普通に被害者として扱われます。ケイジの両親が来て梨々花と付き合ってると勘違いされたりw。まぁそれほど間違ってない気がしますがw。
入院しているケイジの元を深夜、車椅子の男が訪ねて来ます。
「僕はロゴス ミトスの弟」
彼は「聞く」能力での情報収集が役目だったようです。ロゴスの情報でミトスが動く…。
「『支配人がいる』…ミトスが…最期に言い残した言葉だ…」
時間が止まっている中でミトスの銃を奪って撃った者がいる。それが支配人だろう。
ロゴスはケイジに支配人を探し出してほしい、と切り出します。
「僕の力は『聞く』だけ…あまりにも無力…。だから!!死ぬほど悔しいが お前に頼みに来たんだ!!」
一度はウェルベルムを降りようとしていたケイジですが、自分たちの命がけの戦いを高みの見物している奴がいるのは許せない、と考えを改めます。
「花里さんや…大勢の人々を巻き添えにしたこのバトルを、この手で終わらせたい それが俺の願いだ」
ロゴスからの情報では、今日本には二つの動詞能力者のチームがある、との事でした。
ひとつは「ウェルベルムを終わらせる為」にゲームの謎を解こうとしている「久留和組」。もうひとつは動詞能力を犯罪に利用し、パスワードを集めて願いを叶える事を目標としている「千里兇団」。
久留和組に接触する事にしたケイジたち。
「伸びる」を持つ沖司との腕試しにも勝利し、情報交換と共闘の約束をする事に。
システムとしては、プレイヤー同士が戦い、パスワードポイント(PP)を奪い合う。PPは全部で27。PP27になったらゲームクリア。願いが叶う…ということらしい。
そんな話をしている頃、千里兇団が動きだします。商店街の出口を車で塞ぎ、閉じ込められた人を狙撃。
「戦士が来なければ商店街の客を殺す!!5分おきに殺す!! 早く来い!!戦士たちよ!!」
無茶苦茶ですね。あんまり派手な事をやれば動詞能力関係なく警察にマークされてしまうと思うのですが…。
ケイジ、梨々花、司の3人で商店街へ向かう事に。
「増やす」で無限に補充される弾丸を「曲げる」で商店街の隅々まで狙っていた犯人グループ。車も「曲げる」で無理矢理商店街に突っ込ませていた模様。
対して身体能力を「伸ばす」事で狙撃位置を特定し強襲!
狙撃手のいる階の真下の階に陣取ったケイジは「開く」を「あく」と読んで…
「穴よ 開け!!」
狙撃手の足元を崩し、狙撃手を確保です。
「終わりだ」
解釈しだいでいくらでも能力の幅が広がりそうです。それこそ鍵でもパスワードでも「開け」てしまうかも知れない訳で…。
キャラクターが増えて、ストーリーにも深みが出てきたかんじです。
ゲームマスターの目的とは何なのか?千里兇団も久留和先生もまだ情報を隠している気がしますし、「権利の譲渡」がプレイヤー間で知られた手段でなかった段階で、花里さんがただ死んだとは思えなくなって来ました。
もう誰も信用できねぇw。
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