ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -勇者アバンと獄炎の魔王- 7巻

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「強奪されちまったか 凍れる魔王を…」

 ハドラーを奪還したのは若き獣王。

「オレの名などどうでもよかろう」

「以前からハドラーどのの勇名は聞いていた 武人として捨て置けず手を貸したまでだ」

 うーん、筋の一本通ったいい男クロコダイン。

「あやつの言う通り ハドラーどのを見つけたのはこのワシ…ザボエラ! ザボエラじゃよ! 正しい恩人の名を忘れぬよう ハドラーどのによぉく伝えておいてくれ」

「その呪法を解くのも難儀じゃろう? 困った時には遠慮せずワシに頭を下げに来い…!キィッヒッヒッヒッ!」

 うーん、厭味ったらしく功名心剥き出し。安定の嫌われ者ザボエラ様。基本的に知性を尊ぶガンガディアにまで

「…全く!憧れない…!」

 とまで言わせる、ザボエラ様自分の立ち位置分かってますねw。

 ガンガディアはザボエラの助力なしで呪法の解析を始めます。とはいえ「凍れる時間の秘法」の資料など地上にはほとんど残っていません。マトリフも「すぐに復活はできねぇだろうよ」と予測していました。実際行き詰まるガンガディア。

 ですがその時彼の指が勝手に動き出し、魔法円を描き出す…!

「…ハドラーよ 神のご慈悲だ」

 呟いて消える影。一体何ストバーンなんだ…。そりゃ何ストバーン様なら「凍れる時間の秘法」を定期的に掛け直してる人の近くに居るから資料探し放題だし、暗黒闘気で手だけ操って字を書かせるのも余裕でしょうが…。

 マトリフは魔王復活は避けられないと予測し、準備を進める事に。

 魔王の呪法が解ける時、勇者も同時に蘇る。その時こそ…!

「凍れる時間の秘法みたいな奇策は二度と使えねえ 真っ向から魔王軍をブチ破れる力を手に入れるしかねぇんだ オレとアバンで決戦用の奥義を極める! そして…敵が態勢を整え直す前にこっちが先手をとる!」

 ホルキアの修行拠点に凍ったアバンと共に引き籠もるマトリフ。その姿を追う影がひとつ…。

 メドローアをマスターすべく修行に励むマトリフ。ある日アバンの体から光が漏れ始め…。

「とうとう秘法が解ける時が来たのか!」

「…それはつまり…あの手に負えない封印が解けて勇者を…アバンを殺せるようになる ということだろ?」

 姿を現したのは人型のモンスター!マトリフが咄嗟に放ったメラをマントで跳ね返す!

「呪法が解けて生身に戻るその瞬間に…おまえの生命はオレがいただく」

 光を放つアバンの元に到達したモンスターはアバンが動き出す瞬間に攻撃を…!しかしよろけたのはモンスターの方!

「…アバン流刀殺法 海波斬!」

 復活した瞬間に攻撃に気付いたアバンはタイミング的に避ける事は出来ないと悟り、最小限のダメージを受けてカウンターを当てるように動いたのでした。

「…ま 気持ちは決戦の時のままでしたから気が昂ぶっていたんでしょうね!」

「さすが勇者だ そうでないとな」

 モンスターは死んではいませんでした。その正体は頭の部分だけがヘルゴースト、体は鎧をヘルゴーストが操っていた、というもの。

「オレの名はフューレ 幽霊騎士団(ゴーストナイツ)の一員だ」

 噂になっていた幽霊型の魔物中心の強盗団。ハドラーが動けない内に勇者を倒して表舞台に立つのが目的でした。機を失ったとして一旦退くフューレ。

 バルジの大渦を前に、魔王城の位置を特定した、と話すマトリフ。あぁ、ここバルジ島だったんですね。

 最強呪文はほぼ完成させた。あとはストラッシュが完成すれば…。

「ハドラーの城へ…一気に攻め込める!」

 瞑想するアバンを襲撃する鎧たち!

「…こんばんは幽霊騎士団のみなさん 見たところあなたが頭目ですか?」

「いかにも 我が名は暗黒の騎士ドルディウス」

 あー、さまようよろいタイプ。ゴースト系のモンスターが鎧に取り憑いて動かしている。後の魔影軍団ですね。

 アバンに襲いかかる幽霊騎士団。

「私は生命に上下の区別などしない その善悪は見極めるがな!」

 一閃したアバンの剣は鎧を貫き…中のゴーストをも消滅させる!

「やはり!奴の剣は…絶てるのだ!オレたちの根源を!!」

 それは正しく空の技。

「理由は不明ですが修業はもう必要ないようです 完成…しちゃってました!空裂斬!」

 一年間の凍結。魔王を封ずる強い意志を持ったまま凍りついた精神は思わぬ成長を遂げていたようです。

 魔法を跳ね返す伝説の武具「暗黒のマント」を頼りにマトリフに挑むフューレでしたが、マトリフはバギでマントを巻き上げた隙に炎を打ち込んでフューレの体を焼き尽くす!

「オレもアバンと同程度にゃ天才でね 同じヘマは二度しねえ」

 たまらず鎧を捨てたフューレが見たのは…メラとヒャドを片手づつで練り上げるマトリフの姿!

「本当はもっと早く極めて凍った魔王にぶちこんでやるつもりだったんだかな…一足早く奪われちまった… 代わりにおまえらに実験台になってもらうぜ」

「これがオレの切り札の…極大消滅呪文!メドローア!!」

 大地をえぐる一撃は幽霊騎士団のほとんどを巻き込んで消し飛ばし。

 残ったドルディウスが狂乱してアバンに打ち掛かります。

「大地を斬り海を斬り空を斬る…その三つの力を手に入れた今…私には全てが斬れるはず!」

 逆手に持った剣が振られる。

「アバンストラッシュ!!!」

 真っ二つになるドルディウス。

「…完成…した! 真のアバンストラッシュが!!」

 ダイが空裂斬を覚え、アバンストラッシュを完成させたのもバルジ島で、フレイザードが魔炎気化して魔影軍団最強の鎧に入った状態相手でしたね。…合わせて行ってますねw。

 メドローアとアバンストラッシュの完成を見た二人。満を持して魔王城襲撃を決めます。

「行きましょう!敵の居城へ!」

 …強い意志を秘めて凍りついたアバンに対して、封印される瞬間の恐怖と動揺を固めてしまったハドラーはどうにも様子がおかしく…。このメンタルダメージが最終決戦にも響いてくるのかも知れませんね。

 更に執念でゴーストたちの残りカスを集めて体を再構築したドルディウスがアバンを襲います。水中に沈められ、窒息させられる寸前…。

「いや!まだある! この身に残された最後の反撃方法が! 闘気だ!闘気そのものをこいつにぶつけるのだ!」

 全身闘気を放出!ドルディウスは完全に吹き飛ばされます。グランドクルスのプロトタイプですね。まるで制御できなくて一発撃ったら動けなくなるw。

 海中で溺れかけるアバンを助けたのはロカ!

「魔王と決着をつけるって聞いたぜ もう一度オレとレイラを仲間に加えてくれ!」

「アバンさまが守ってくれた新しい生命のお礼として私たちの生命を再び預けます!」

 娘マァムを授かり、様々な経験を経た二人は再度世界を守る…娘が幸せに暮らせる世界を残す為、立ち上がるのです。

「生きるか死ぬかの戦いです… 本来はそう感じるべきではないのでしょうが… とても嬉しいです! 彼らが来てくれたこと! そしてまた この四人で戦えることが!」

 四人に戻った勇者パーティー。最後の目標…パプニカのヴィオホルン山、地底魔城へ向かいます。最終決戦です!

 さあすごい勢いで伏線回収がされて行きます。師弟で被るストラッシュ完成シーンとか…もうエモいw。

 いやぁ、ブラスじいちゃんの魔法の筒まで回収するとは思いませんでした。そうだよね、あれハドラーから回ってこないとおかしいよねw。

 残るノルマは対バルトス戦と…アバンとヒュンケルを会わせないように終わらせる事w。

 あぁ、あとガンガディアとキギロの息の根を止めなくちゃ…血も涙もない事言ってる…。

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