「カップルの身長差特集〜〜! あなたと気になるお相手は何センチ差?」
…なんか梅枝が物差し片手に身悶えしてますが。そんな身長差カップル、ドワーフ·ゼーゲと巨人族·アトラからの依頼は
「キッチン! ここを備え付けの人間サイズから巨人サイズに変える!」
ゼーゲはアトラの為に、とはりきってますが、アトラの方は少し意見が違うようで。
「大家さん!計画変更あるよ! キッチン、巨人サイズじゃなくてドワーフサイズにする!!」
普段キッチンを使っているというアトラは実はテイクアウトした料理を温めたりしているだけで、休日にはゼーゲが趣味のお菓子作りをしているそうです。そのお菓子はプロ級の出来。お菓子を作ってくれるゼーゲが大好きなアトラはゼーゲに使いやすいキッチンにしてほしい…。道具の収納位置などから涼真はこれを推測していたようです。
頑なに譲らないゼーゲ。実は前の妻(人間)を身長差によって負担をかけ、早死させてしまったという後悔を隠していました。
梅枝のアイデアで片側を掘り下げ、巨人とドワーフが一緒に立てる対面式キッチンとする事で折衷案となりました。片方だけに負担を強いる関係は長続きしない、歩み寄って暮らしていこう…。身長差とか気にしないでw。
人魚の歌と踊りが楽しめるレストラン、水ノ宮。ここの居住水槽の拡張工事の手配を頼まれる涼真…大家の仕事の範疇超えてる気がしますが、いつもの事かなw。
「涼真!!」
「シ、宵花(シウファ)!? まさか今日デビューの人魚ってお前か!?」
新人の人魚というのが涼真の幼馴染だったようです。
「私がつけたキスマークは消えちゃった?」
梅枝が聞き捨てならない事を口走る宵花。確かに宵花の前では涼真はいつもと違う表情を見せたりもして。
今でも涼真を憎からず想っている宵花、梅枝の気持ちも敏感に察知し…。
「私、涼真のことが好き」
「…ねぇ梅枝 私の恋を応援してくれる?あなたの友達の、私の」
梅枝の人の良さにつけこんで牽制をしかける宵花。いいですよ、とこともなげに返す梅枝。
「私、涼真さんとの恋を大切にするって決めたので」
「えと、これは先代との恋に限らず…!涼真さんが宵花さんと幸せになるならそれがいいっていうか!」
…格が違いますね。というか梅枝がまだ悪意に鈍感なのか。しかし宵花が焦るのにも理由がありました。
「…宵花は あと二日で九龍を発たなきゃいけないんだよ 本当は地中海の劇場で歌うこたが決まってたのに デビューだけ本人の希望で水ノ宮になった この意味…フツーなら分かるよね」
同僚の人魚が梅枝に詰め寄ります。
「人魚は水がなきゃ生きられない 陸の者に恋をしても 向こうが水辺に来てくれないと逢えもしない 好きな人の隣を歩くこともできない 足のある子と違って御伽噺みたいに…人魚は人になれないのよ」
「そんなんじゃ この子に勝てない」
梅枝をかばう宵花。人魚は可哀想だから譲れなんて言ったら負け。梅枝は自分が割れたから、独りぼっちだから譲れなんて言わなかった。だからこそ友達の恋を応援できますなんて言えた。
「そんな子だから…涼真は綺麗だなんて言うのよ…!」
人魚たちの要望を聞いてプールを作ろうとしていた梅枝たち。
「あとは宵花さんのヒアリングですね どんな水槽がいいですか?」
「…え? 私あと二日で…」
「? 九龍城は宵花さんの帰ってくる居場所でしょう?」
…梅枝いい子ですね。
「…陸の人とゆっくりお喋りできるスペースが欲しい…」
「…ねぇ梅枝 私 今夜告白するわ」
昔、二人で話したプールに涼真を呼び出す宵花。
「私ずっと あなたが好きだった」
「…もう一度 恋をしたいと思える子がいる」
キレイにフラレました。
「私 本当は地中海でデビューだったの …ふふ、涼真の顔だけ見て、それでよかったはずなんだけど …ま、私のことは忘れて 涼真は自分の恋を…」
「忘れねェよ!? 忘れられるワケないだろ…お前が勇気を出して 俺に告ってくれたこと…」
その瞬間、プールの上の通路が崩れる!
駆けつける梅枝。腕をケガした宵花が水面に顔を出し…。
「梅枝!! 涼真を助けて!! 涼真、私を庇って橋の下敷きに…!この腕じゃ涼真を引っ張り出せない…!」
「私たちの涼真を 死なせないで!!」
「はい!!!」
宵花が助けを呼びに行く間にプールに潜る梅枝。ですが引き上げるには力が足りない!
「私は茶壺だから…中身は空で…でもだって…そんなの」
宵花が戻ったとき、彼女が見たのは涼真に口移しで空気を送り込んでいる梅枝の姿…。
「きっと私も託されたならそうすると思った」
「水の中でよかった 泣いたってバレやしないもの」
九龍最後の公演に向かう宵花。
「素敵な歌声ですね 一度聞いたら忘れられないような」
「…あぁ きっと一生忘れない」
九龍を発つ宵花。
「でも私は 涼真に恋をしてよかった ライバルが梅枝で良かった」
「私 したいよ もう一度 恋を」
一方の涼真。
「嘘だろ…アレ?そんな ファーストキスだ 俺」
…もう一度したい、と思わせるのはよい恋の終わり方だったということですね。ひとつ成長した宵花は九龍に帰ってくるころには更に成長しているに違いありません。
それに比べて涼真…この齢でファーストキスはちょっと奥手では?w …涼真の時間が九龍の中で止まっていたことの暗喩でもあるようにも思いますが。
先代大家とのことに精神的に決着がつかないと先に進めないでしょうね、涼真。
ただ、そこが終わると多分ストーリー終わってしまいます…。もうちょっと続いてほしいなぁ。
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