「DIOとペットショップに攻撃される」幻覚に囚われる仗助とボインゴ。ダメージは幻覚だが痛みは本物!
「だっ駄目だッ オレのスタンドじゃあ現実の傷しか治せねえ!!」
クレイジー·ダイヤモンドではこの攻撃はしのげない…。
「とんな気分だ?自分が精魂傾けて育て上げた鳥達に殺される気分は」
どうやらDIOが鳥達の調教師を始末したときの記憶らしい。
「私に恐怖を見せてくれ 人間が心の底から恐怖した時どのような事が起きるのか それを見極める為にッ どこまでも怯え慄いてみせろ!!!」
ガソリンを撒いて火をつけ、直後にペットショップの氷柱で凍らせる…氷が溶けた途端に炎に巻かれて焼け死ぬ!
「だ…駄目だッ 結局いなくなった後も僕はDIOに敵わないんだッ」
挫けるボインゴ。予言された事はどうしようもないのに何か出来るんじゃないかと思ってしまった。
「どーにもなんねぇ事を前に 誰がどーだこーだなんて関係ねぇんだよ」
「こいつもそーだ この攻撃 10年前に成功してる攻撃の再生だ!? そんなもんどう足掻いても防げっこねぇッ」
「…だから『攻撃そのもの』は無視する」
攻撃を喰らう前に首にロープが巻き付くように「治して」いた。
「どんな幻覚も首を絞められて脳に血液が送れなくなったらよ 何も感じなくなって一発で正気に戻るってわけっすよ」
またえらい乱暴な幻覚破りですw ロープが外れなくなったらどうすんだ。
建築中のビルの中を駆け回り、ホル·ホースと合流したのも束の間、オウムの影と涼子の姿を利用してまた分断されてしまいます。
ホル·ホースの前には幻覚に囚われている涼子。銃を自らの頭に当て、下手に刺激すれば引き金を引いてしまう…!
「ふざけた真似しやがって 女に銃口を突きつけるなんてよおおぉッ」
仗助の方には再度幻覚が。
「オープン·ザ·ゲーム …と言うんだろう?こういう時は …なあダニエル·J·ダービー」
…!DIO対ダービー兄の勝負!? 全ジョジョファンが見たかったシーンがここで?つくづく上遠野先生はツボを押さえてるなぁw
「気になっているんだか…まさかと思うが君は子供の頃の愛称が『ダニー』だったりはしなかったか?」
とんでもないところからプレッシャーをかけてくるDIO。ジョナサンにプレッシャーをかける為に焼却炉に突っ込んだ愛犬「ダニー」の件ですね。ダービーが知るはずはないのにすっかり呑まれてます。同調している仗助も…。
イカサマポーカーで必勝の「Aのファイブカード」を仕込むダービー。ザ·ワールドの力でブタにすり替えるDIO。
「気に入ったよダニエル·J·ダービー イカサマのカードを配る時のためらいのなさ さりげなさ 勝負師としては超一流だと認めてやろう …だからこの勝負はお前に勝たせてやる」
更にカードをすり替え、ダービーの手は再びファイブカード!
「お前はこのDIOに勝った以上 最早他の誰にも負ける事は許されなくなったと知れ」
「もうお前は遊びであってもわざとでも決して負けられない おまえが負けるとき それは『崩壊』を意味する!!!」
完全に心を折られたダービー。そりゃそうだよなぁ…。同時に仗助も…。
その頃涼子が見せられていたのはちょうど花京院がダービー弟に負けて人形に魂を封じられた時点。
「君は…僕は君を知っている気がする そうだ涼子ちゃんに似ているんだ それにしては随分大きいけれど…」
なぜか過去の花京院が涼子を認識しています。ずっと探していた人の過去だから?わかりません…。
私のせいでお従兄ちゃんは…と悔やむ涼子に自分の精神が未熟だったからDIOに操られてしまっただけだ、と返す花京院。僕が弱虫なだけだったんだ、と。
やがてダービー弟に承太郎が勝利し、花京院が戻ろうとする頃。もしかしたらここにいれば花京院は戦うことなく、生きて帰ってこれるのでは?と考える涼子。
「もしかしたら…もし…いえ…いいえ!!きっと勝てるわ お従兄ちゃんならきっと勝てるッ!!!絶対に大丈夫よ…ッ」
「君に会えてよかった もしも…君が本当に未来の涼子ちゃんだったとしたら 君は大きくなるまで無事で それは僕らの旅は無駄ではなかったということになる だから君を信じるよ」
それはただの幻覚だったのかも知れません。しかしこれで花京院が覚悟を持ってDIOと戦えたのなら…これで涼子が前に進めるのなら…それはアリなのではないでしょうか。
「何なんだこりゃあッ たかがポーカーじゃねえか何でこんな愕然としてやがるんだこの男はよおお!!! 結果勝負には勝ったじゃねえか オレだったら素直に喜んでるぜッ??」
ダービーの絶望が理解できない仗助。
周りにいるのが全員サクラでダービーはカードを覗き見るのもすり替えるのもやり放題だったのですが…。
「何をされたにせよ『目の前』でだけだ 他に協力者などありえない 全てあの男の独力でやったこと…ッ」
ここから仗助はヒントを得ます。
「それでも信じるぜあんたをーー ギャンブラーとしての誇りと修練を信じるッ あんたが今問題は目の前にしかないと言うのなら その感覚もまた目の前から来ているーーそうでないと忠実に幻覚を再現出来ねえはすだッ!!!」
イチかバチかで正面を殴るクレイジー·ダイヤモンド!果たしてペットサウンズに拳は届き、オウムは地に堕ちる!
仮頼谷にも攻撃が入り、凶器に使おうとしていたガストーチで熱気球のようにされて放流される…。
「これで文字通り高いところに行けたっつーことで一件落着ってとこっすかねえ〜」
正気に帰った涼子。突き飛ばされて落ちかけているホル·ホース。トト神から彼の事を知っていた涼子は
「そうよ…マンガ本にあなたのことが描いてあったわ あなたDIOと関係あるんでしょう?それならお従兄ちゃんにーー花京院典明に何が起きたのか知っているんじゃないの!?」
「教えなさいッ 花京院典明に何をしたのかをーッ」
銃を構える涼子。ホル·ホース自身は花京院を殺した訳ではないですが、敵対していたのは確か…口先だけでの説得は難しい。皇帝で弾丸を撃ち落とすか?銃口を女性に向けるのか?
そのとき思い出したのはDIOに血を差し出し、なお生きていた数人の女を助け出した事…。DIOに逆らっても女性を救った、それが自分だ。
「オレは世界一女に優しい男…それだけは譲れねえ!!」
皇帝を消し、花京院と戦ったことを告白するホル·ホース。…涼子は銃を撃とうとするが、覚悟を決めたホル·ホースの目は花京院の目と重なり…。
「ーーもう、いいんだ」
銃を下ろし、ホル·ホースを助け上げる涼子。
「…私も弱虫になりたいから…かもね」
それぞれに壁を乗り越えた三人。
トト神も実はDIOという圧倒的な個性に囚われており、その呪縛から脱する為に足掻いていたとか。そしてボインゴもまた。
事件が解決し、最後に涼子と会う仗助。お従兄ちゃんにすがってばかりじゃダメだ、と想いを断ち切ろうとする涼子に、大事な想いを押し殺す事はない、と背を押す仗助。
「それこそあんたのヒーローにがっかりされちまうぜ?」
…その直後に
「なんならオレと付き合ったりします?新しい恋人が出来れば気分も変わったりさ」
…順番違うよ仗助…。案の定振られてます。
「それにもう少し女性の扱いを覚えてから言いなさいねそういうことは」
「えぇ!? 振るの早すぎやしねえっすか??」
仗助、振られる前提ですかね。涼子が前に進めるように。 …いい男ですね。時代遅れですが。
さあこれで第3部メンバーは杜王町を去り、良平がジョセフに連絡を取り、…承太郎に隠し子の存在がバレて康一が杜王町に来る事になるw 第4部開始です。
一応失恋してましたね、タイトル回収wラスト数ページでギリギリでしたが、多分計算通り。終わってみればこれ以上はないタイミングって奴で、上遠野先生の構成力の賜物ですね。仗助のダンディを見せつけるベストタイミングでした。
ともかく、上遠野、カラスマ両先生、お疲れ様でした!
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