UFOとの生存競争を描く「マン·バイト」3巻です。
マン·バイトの襲撃を受ける米軍基地。汀と戦っているのはマン·バイト·イーター ガーゴイル。
「くり返します 速やかに退避してください 当施設は10分後に爆破·焼却します」
物騒な定番メッセージが流れる中、優の目前に居るのは…
「ああ本当だ 私が…“教授(プロフェッサー)”だ」
…土偶みたいなのがw マン·バイトの毒にあたった、とか。飛行機事故に遭って遭難した時、マン·バイトの肉を喰って変異してしまったらしい。
“教授”の拘束を解いて逃げ出そうとしたその時、乱入する少女型マン·バイト·イーター ファータ!
「どうしてっ! どうして私たちは戦わなければいけないの」
「私たちの敵はマン·バイトじゃないの?」
人を食べる怪物がいるのにどうして力を合わせられないのか。それには“教授”が答えます。
「そもそも“人類”はそういう生き物だということさ “滅び”に向かうしかないというね」
ファータの記憶を見せられる優。彼女がマン·バイト·イーターと化したのは実に400年前。魔女狩りの対象とされたファータはありとあらゆる拷問を受け…。
「だから私はバカな人間どもに手を貸すの!この生き物が一刻も早く滅んでくれますようにって!」
…ぐうの音も出ません。全く反論できない。そしてイーターになって間もないのに強い再生能力や重力操作を見せる優にも興味を示し、同時に拉致しようとします。
汀の乱入によってファータ、ガーゴイルと距離を取り、装甲車両を奪って脱出する3人。
「これは私専用の輸送車! 特殊装甲車両(デコレーショントラック)だよっ」
…え〜っと、「マップス」のリプミラさんをどーんとあしらった…その名も銀河一番星号!
まんまデコトラじゃねぇかw
証拠隠滅の為自爆してゆく基地を後にする銀河一番星号。“教授”は米軍から入手した情報からある推論に到達していました。
「予言しよう!来年だ!マン·バイトの繁殖期が来る! あらゆる都市の空は奴らで覆われる!そして100日…そこから100日で70億の人類はすべて!食い尽くされることになるんだよ」
「そしておそらくその100日だけが!こちらの反撃の!チャンスなのだ!」
対話型マン·バイト“しゃべる奴(トーカー)”の襲撃で“教授”の記憶を直接流し込まれる事になった優。飛行機事故から米軍に拉致されての非人道的な実験、そして“女王”葉巻型母艦を呼び出してしまった結果起きた地獄のような光景…。
記憶の中の“教授”と怒りを共有した優は驚異的な重力操作能力を発揮。円盤部隊はほぼ壊滅状態になりますが、残った“しゃべる奴”は「話ガシテミタイ」と汀たちに話しかけます。
「ふ ざ け る なああああっ」
怒り狂う汀が剣を突き立てますが、“しゃべる奴”の頭部は人間の脳を奪った「対話ユニット」に過ぎない。すぐに頭を再生して話を続けます。
少しでも情報を得たい“教授”は対話に乗り気です。
マン·バイトとしては、おそらくこれ以上は数が増えないであろうと予測される人類の“収穫”を進める事にしたらしい。
生物の本質…増え続けることを宇宙規模で行い、数多の星を喰い潰し、数多の“女王”を生み出してきた。
だがそんな人類の中から異種…マン·バイト·イーターが現れた。中でも優は…。
「お前は特に…我らを摂取した回数と量からすれば“変異”が早い!」
問題は“力”が次の世代に引き継がれるのかどうか?これが進化かどうかを確かめねばならない。
「オマエ 子を産め そして…それを喰わせロ」
感情というものがないマン·バイトならではのえげつない要求。人とは相容れない事をわかりやすく表現するものです。
そしてこの対話で人類側に重要な情報が。やはり葉巻型母艦“女王”をどうにかする事が勝利のポイントになるようです。
人類を収穫する“大繁殖期”なら女王を増やそうとするはず。女王を生み出すのは女王のみでしょう。つまり女王が地上近くまで降りてくる…!女王を倒してしまえばマン·バイトたちは統率を失うはず…。
また“教授”は、滅びるだけの人類の進化をマン·バイトが気にするのはおかしい、と考えています。それは誰にとって“重要”なのか?マン·バイトが人類を何かに使うつもりなのか?
…銀河一番星号が大分持っていきましたがwこれだけ殺伐とした話でネタぶっこんでくるのは流石です。対抗できるのは「ニンジャスレイヤー」くらいでしょうかw
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