ヒスタリオ操る巨大ゾンビ魔人に握り潰されようとしているポアラ。翼の騎士、合流したミルファたちが攻撃を加えますが目立ったダメージは与えられない。それどころかゾンビ魔人の一撃で全員が吹き飛ばされてしまいます。
「ポアラーッ!! 自力で脱出しろ!お前にはもうそれだけの力がある! 出来るはすだ!幽霊船の爆撃からオレとビィトを救った力だ! 今こそお前の新しい力を呼び起こせ!! 沸き起こる炎とともに!!!」
炎、の言葉に反応して天力で魔人の指を溶かそうとするポアラ。慌てた魔人はポアラを地面に叩きつけ、踏み潰す!
「…そうだったのね あの時もう生まれていたのね 私がずっと求めていた巨大な炎の力…!」
足下から魔人を引っくり返す巨大な腕!
ポアラの腕を覆った巨腕は…ポアラの生み出した才牙!
「決めたわ! こいつの名前は…ブレイズガンアーム!」
炎を纏う腕は魔人の腕を焼き尽くし、火炎弾で動きを制する!
「…もう死んでるならでかい図体でウロウロしないで 邪魔だから…!」
ガンアームで魔人の頭を掴み、炎の天力を流し込む。
「バーストエンド!!」
その威力は魔人の上半身をまとめて消し飛ばす!
地上の戦いはこれで決着。ポアラの新才牙が決め手になりました。まさにビィト戦士団の鬼嫁w
幽霊船甲板ではビィトとスレッドが合流。ライオをヒスタリオの支配から解放する手段がある、と説明します。ライオに埋め込まれた義眼を取り出せば洗脳が解ける、と。
「おまえが死にかけなのは見りゃわかるが もしヒスタリオが何かしたら死ぬ気で止めろ! いいな!」
「ライオォーーッ!! なにしてんだ!立てぇッ!! 逃げるなり戦うなりしろ!ライオォッ!!」
苦しむライオに発破をかけるヒスタリオ。ライオはスレッドに襲いかかります。
体を縫い付けられたヒスタリオも無理矢理動こうとしますが、ビィトの投げたランスが首を捉え…。
「…てめぇはちょっと黙ってろ…!」
交差した瞬間、スレッドのグレイブがライオの左目を貫く!
「…上手く…いったのか…?」
「我ながら見事なもんだ バスターで喰えなくなったら医者でもやるか…」
ライオはおとなしくなりましたが、今度はヒスタリオがいない! 同時に浮上する幽霊船。
「…うまく首を切ってくれたおかげでようやく身体が自由になったぜ… てめえらは絶対許さねぇ…地獄の船旅にご招待してやるよ!!」
上昇していく幽霊船にキッスは先んじて乗り込み、ポアラとミルファはギリギリで飛びついて侵入。…どうでもいいけどビィト戦士団って女性の方がパワー系なんだよなw
ビィト戦士団揃い踏みを前にしてリュートを奏でるヒスタリオ。大地からの冥力の供給がある限り死なない彼は生きる事に飽いていました。その唯一の癒やしがゾンビ状態でも曲がりなりにも意志があるライオだったのですが…。
「そいつは…もう『俺のライオ』じゃなくなった」
船の舵を破壊し、制御不能に。
「もう全部いらねぇ…この船ごとおまえら全員地獄に落とす そしてゼロからやり直しだ また当分退屈な日々の繰り返し…滅入るったらねえぜ」
自分の頭に短剣を刺すヒスタリオ。その意味をビィトだけが知っていました。
「…牙流転生!」
自分の骨から作った剣の形を自在に変えて攻撃する…その剣を自分に刺し、全身を骨として硬化する!腕に付けている星まで破壊しかねない技ですが…。
「おまえらさえ皆殺しにできるなら何もかもどうだっていいぜ…」
スレッドのグレイブでも斬れない、キッスの天撃も通らない、ミルファのハンマーとポアラのアームでも足止めは出来るが破壊は無理…。
「十分だ おれたち3人で仕掛ける余裕さえ作ってくれれば」
ビィトに何か策があるようです。聞いた二人が冷や汗流すようなのがw
足止めしていたポアラとミルファが蹴散らされたところにスレッドが入ります。ダメージが通らず蹴り飛ばされ…「今だあっ!!」
「天青の氷結波!!」
反対側からキッスの氷結系最強天撃!
…が、ヒスタリオは難なく天撃を跳ね返してしまいます。天撃をそのまま喰らうキッス。
最後に対峙するのは…ビィト!
「死にかけのおまえに何ができる? もうなんにもできやしねえだろうが」
「死にかけの…最後の一発だ こいつで決める!」
出したのはビィト自身の才牙の斧。エクセリオン…beアックス!
ですがヒスタリオはブルーザムの斧を見ていました。ビィトの斧がそこまでのものではない事まで見て取ります。
「最後の賭けにしてはよォ…賭けるチップがしょっぱすぎんじゃねえのか?」
「…ちっともしょっぱくなんかねぇ 賭けてるのはおれたちビィト戦士団全員の生命! それと…兄貴たちから受け継いだ魂だ!」
氷壁が割れて無事なキッスが出てきます。跳ね返される前提で天撃を放ち、壁を作って受け止めた、と。その後ろに隠されていたのは…ボルティックアックス!しかも起動状態!
キッスが避けると同時にアックスの吸収が始まる!反対側からヒスタリオをアックスで押し込むビィト!
「不死身のおまえを殺そうって考えがそもそも間違いだった この世からいなくなればおれたちの勝ちだ!」
「こっからはおれたちのサシの勝負だ…! おれの生命が残っているうちにおまえをこの中に叩き込めるかどうかのなっ!」
「舐めんなァ!! このガキィ…」
生命力を吸うボルティックアックスはヒスタリオの身体をも削っていきます。そしてビィトのアックスもまたその能力を備えつつあり、ヒスタリオの生命力を前後から吸っていく…しかしスピードが遅い!
ここからでもビィトの顔面に一撃入れてやればヒスタリオは十分逃げられる…。
…なぜ人間はすぐ死ぬのにこんな必死で無駄な足掻きをするのか? 問うヒスタリオにビィトが答えます。
「…哀れなのはおまえだヒスタリオ こんだけ人間と戦ってきてまだそんなこともわかってねーんだなあ…『なんで』? 決まってんだろ 簡単にすぐ死ぬからいつも『必死』なんだよ!おれたちは!」
その目はかつて戦ったライオの目と同じ!
「…そう…か! 俺は…ライオのそこに…惹かれたのか…!」
押し切ろうとするビィト。
「だが足りねぇ 足りねぇよもう一押しが いくら『必死』になろうが結局全部…無駄だったってことだッ!!」
ですがその時、アックスに伸びる手!
「お…まえっ…」
「今…目ェ覚めた…」
…ライオ!
「悪いが正気に戻った以上オレは弟分を守る だが…おまえとの今日までを忘れちまったわけじゃねえ…たとえ魔人でもおまえがオレの命の恩人であることに変わりはない…奇妙な縁だったが…あばよ相棒!」
……嗚呼…! ライオ!
ついに砕けてボルティックアックスの口に吸い込まれていくヒスタリオ。
その最後の顔がどこか満足気だったのは気のせいでしょうか。
ヒスタリオの追放とライオの帰還を喜ぶビィト戦士団。
対してアックスの向こうの『無』の世界に投げ出されたヒスタリオ。冥力の供給もないので再生もできず、出来る事といえばただ嘆くことのみ。
「しくじったなァ もっと早く…博士に酒を奢って調べておいてもらうべきだったぜ… この俺自身の…殺し方をよ……」
あまりに違いすぎて殺し合うしかないかと思われた人間と魔人の間に芽生えた奇跡のような友情。結局は戦うしかなかったわけですが、争うだけではない、別の関係性が作れる可能性はあるのではないでしょうか。
「暗黒の世紀を終わらせる」には魔人を根絶させるのともうひとつ、魔人と和平を結ぶ、という方法もありますし。
…あれ?魔人が人間を襲うのは星を増やすためで、その星を提供しているのは魔賓館のシャギーで…あいつが居なければ丸く収まるのでは?
元々魔人の勢力拡大を喜ぶというより、人間と魔人が殺し合ってる様を眺めるのが好き、な様に見えるし…。
人間側に怪しまれているのはもちろん、魔人側でもノア博士なんかには相当胡散臭く見られているみたいですし。
シャギーが黒幕かな?
コメントを残す