
バスジャック事件解決で星をもらったアーニャ。
「ちっちっち だぶるすたーらいとアーニャとよべ」
…かんっぜんに調子に乗ってます。
ですが今回は直接助けられた生徒も多く、本気で周りがちやほやし始めて…ダメだ、止める奴がいないw いや一人いた、ダミアン!
「バーカバーカ短足赤点字ヘタブス!!食い意地ハイエナ女!!おまえのかあちゃんゴーリラ!!おまえのとうちゃんワーイロ!!」
ダメだ小学生男子…。ただ泣き出したアーニャに素直に謝ったりしているので、少しは成長している…のかな? プランBの進捗は上々です。残念な事に〈黄昏〉本人の関知するところではないのですがw
さて「普通の夫婦とは?」という共通の課題で悩む偽装夫婦のロイドとヨル。
ロイドの方はバスジャック事件の影響で精神に変調を感じている、と精神科医ロイドのもとに診察に来た寮先生オースティンの不調の原因が…実は奥さんだった、と。奥さんどんだけ怖いのw
ロイドが夫婦のあり方に疑問を持った頃、ヨルの方も同僚との飲み会で「夫婦の間には不満があって当たり前」と諭され…
「デートにクソほど遅刻してきてんのにヘラヘラしてる時とかマジ殺してやろうかと思うわ」
とかの発言を真に受けて…流石にロイドを殺しにかかったりはしませんでしたが「不満が無いのが不満」というめんどくさい状態にw
で、そこにユーリが何もわからないながらも茶々いれて来てw
「謝れ 何をしたかは知らんがとにかく姉さんに謝れ」
状況が錯綜しきったところでロイドに緊急召集がかかります。
WISE内部に潜り込んだスパイをあぶり出したはいいがそのスパイに機密ファイルが持ち出され、その中にはWISE諜報員の東国内での工作拠点を示す地図もありました。
「そこには一部オペレーション〈梟〉に繋がる情報も含まれています これがもし東の手に渡り解読されたらーー我々の命も危ういです」
一方、その情報は秘密警察にも伝わり、ユーリたちにも出動命令が。
「西に潜伏していた4課の諜報員がでっけえ手土産持って帰ってくるそうだ 奴さんは今追われている 4課と協力し国境を越え次第安全を確保しろ 絶対にWISEの横槍を入れさせるな」
かくして件のスパイ、ウィンストン·ウィーラーに身柄をめぐって東西の暗闘が始まりました。偽情報を噛まして未だに組織内に残っているスパイを狩りだしたり、〈黄昏〉がウィーラー本人に変装して捜索を撹乱したり、複雑怪奇な諜報戦が展開され…ユーリに変装した〈黄昏〉とユーリ本人がエンカウント!
格闘戦の末ユーリがダウン。トドメを刺すべきシーンですが…〈黄昏〉は放置。流石にヨルの弟を手に掛けるのは憚られたのでしょうか。
ウィーラー本人はフィオナと接触、逃走。
決死の覚悟で任務を果たす…とか考えてましたが自分が死ぬとロイドとヨルがくっつくのに障害がなくなる、と妄想し、
「ダメだ!! やはり死んではダメだ!!!絶対に生き残って添い遂げねばッ!!!」
…先輩が絡まなければ有能な諜報員なんですけどねぇ…。
ウィーラーはユーリ(〈黄昏〉)と出会いますが即座に変装を見破ります。
「足音消す前 追われる側の足音だったろう? 嘘はついちゃダメだぜ?」
「どれ ご尊顔を拝ませてもらって保安局への手土産を増やすとしようか」
ユーリ戦の無理が祟ったのでしょうか。フィオナが駆けつけたときには、今度は〈黄昏〉がダウンしていました。
「やあ先程のお嬢さん これアンタのお仲間かい?」
「ちょっと待っててくれ 今ーーいいところなんだ」
〈黄昏〉の変装を剥がそうとするウィーラー。
…〈黄昏〉が絡むとフィオナは冷静さを失う。ましてや〈黄昏〉がKOされている、となれば…。
本人たちの思惑とは別に、徐々に心の距離が縮んでいくロイドとヨル。ヨルの方は最初からほとんどものを考えていませんでしたがw、ロイド…〈黄昏〉の方は心境の変化著しいようです。最初の頃の〈黄昏〉ならユーリの息の根を止めていたでしょうから。
互いに正体を明かさずとも、心が近寄って行けばファミリーとして成立するんじゃないか…とか淡い期待を抱いています。
それは諜報員とか暗殺者としては弱体化に間違いないんですが、人としての幸せを求めるとそちらに行かざるを得ない。
フォージャー家の取る道はどちらなんでしょうね。
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