
何をトチ狂ったのか今頃チャンピオンに降臨したきらら系、「吹部やめたい萩野さん」です。
チャンピオンといえばその独特の価値観で独自路線を突っ走る、良くも悪くも唯一無二の特殊雑誌w
それだけによくある萌え系は縁がない感じだったんですが…。
「ヤンキーJKクズハナちゃん」はエロに振ってるので萌えとはベクトルが違う…「花右京メイド隊」の系列ですね。
「実は私は」なんてのもありましたが、あれも萌えとはちょっと違う気がします。面白かったんですけどね。
言ってしまえばチャンピオン版「ルリドラゴン」でしょうかw
「あーあ やーめよっかなー吹部」
吹奏楽部に入部したばかりの高校一年、萩野(通称おはぎ)、早速ぶーたれてます。
練習練習で時間が取られ、おちおち男も作れない…
「ピアノ弾けるし軽音部入るんだったなあ 烈火の如くモテたろうて」
そういうおはぎの担当楽器はチューバ…一番低音を出すでかい楽器…だけどモテないのはそういうところじゃなく地味な見た目とか根暗な性格とか…。
それを指摘したバスクラリネット担当、桐谷と掴み合いの喧嘩になったりw
一念発起して美容院に向かい…(どうか私をモテさせてください!、とか無茶な頼み方してw)デコ出しあざとスタイルにして登校してみると。
「おはよー萩野 私も今来たと…」
桐谷もショートカットを散らした萌え髪にしてきていてw
「なんで私のイメチェンにお前が被ってんだって話! 霞むだろ私のイメチェン」
根本的に自分が地味だ、とは理解している模様w
ですがトランペットの2年 鶴巻先輩に「かわいい」と言われ、
「おはぎなんか別人みたい 彼女だったら絶対自慢するなー」
あまりに衝撃を受けて意識を飛ばすおはぎw
「鶴巻先輩から求婚されたところまでは覚えてるんだが…」
「もしかすると私は吹部に居続けた方がいいのかもしれんな 先輩とかのために」
記憶改竄のあげくその先輩のために、と部活残留を決めたりw
結局全体練習でドヤサれて、また半泣きで「吹部やめる」とか言い出すのですがw
基本こんな感じで毎回ラストで誰かが「吹部やめる」と言い出して、主に桐谷が宥めるのがテンプレとなっています。
止めたい止めたい言いながらズルズル吹部をやっていく…この辺のいい加減さが何だかリアルでw
個人的に気に入ってるのがクラリネット1年の藤村。人と話していてついつい合わせてしまう。運指がわからない、と桐谷が質問してきたとき、
「バスクラのしうんが判んなくて 教えてくれる?」
しうんなんて言葉はない、「運指」を言い間違えているたけだ、と推測して「しうん」で通してしまう、とかなんが他人と思えなくてw
なんてことない日常の中で女の子たちのキャッキャウフフを描く…まさにきらら系!
おはぎは鶴巻先輩と付き合えるのでしょうか? 付き合えないままズルズル行くのも面白いなw
ここまで書いてきて何なんですが、ちょっと調べてみたら「萌えのエポックメイキング」吾妻ひでお先生の「ふたりと5人」はチャンピオン連載でした…。ほんとになんでもあるなチャンピオン。
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