
ネドコを巡る知里。もう一人のネガカリ、澄とようやく出会います。
「あれ?何だ人間か」
ネズミと間違えて殴りかかろうとした、という大分最悪な出会い方ですがw
「嬉しいです!! ネガカリでネドコの事も知ってる先輩に会えたなんて!」
純粋に喜んでいる知里。いい娘なのかちょっとニブいのか…。
どうもこの澄ちゃん、「キアヌ様」にどっぷりハマッているようで。
「あの方の存在はイヤな事も面倒な事もぜ〜〜んぶ些細な事に変える力があるのよ!」
「私はあの方に恥ずかしくない生き方をしなきゃいけない! いつも心に居てくれるのよ!淋しくなる訳ないじゃない!!」
…あー、「ジョン・ウィック」観たのかw
知里はネドコの住人(イヌ)に頼まれて、毛むくじゃらの大きいネズミの身体に巻き込まれたネズミ避けの半鐘を取り戻す、という仕事をしていました。
「一緒にお手伝いしません?ネガカリ二人がかりならあっという間に道を開けられますよ!」
「はんしょう?とかどうでも良くない?そのでっかいネズミぶっ潰そうよ 二人がかりで」
澄にとって道を開ける事はあまり意味を持たないようです。
「ネズミ駆除の方が大事でしょ ネズミ増えると現実の世界に悪い事起きるんだからさ」
実際、ネズミを大量に駆除すると台風などの災害の予報が良い方に変わったりするそうで…。
「自然現象だけじゃなくて事件とか事故とか世の中のあらゆる悪い事 ぜ〜んぶネズミが増え過ぎてるのが原因なんだよ?」
…いい影響があるのなら、そりゃ悪い影響もあるかも知れませんね。 ただそれが全てと言ってしまうと、それはそれで人の為すことに意味がない、という事になってしまうおもいますが。
発見した毛むくじゃらネズミに蹴りをかます澄。
「あるべき姿に戻れ! 聖!キアヌ!キッックゥ!!」
変な宗教になってるw しかしそのキック一発でネズミをバラバラにしてしまう辺り、実力はホンモノのようです。
影も助け、ネドコと現実世界のバランスをも取ろうとする知里とネドコを無茶苦茶にしても現実を平和にしようとしている澄。今はまだ仲良くしていますが、いずれ二人には決定的な溝が出来るのかも知れません。
さてこの物語のもう一人(?)の重要キャラ、イチマ。彼女もネドコのバランスを取っている様子でしたが、その一端が語られます。
ネズミたちからは慕われているのにネズミではない。
「なんたってアイツはーー俺達の『お姫様』だからな」
対して影からは『姫ネズミ』として嫌われている。彼女が居着くとネズミがやってくる、と。
しかしイチマは影にも優しい。負の感情を吸って動けなくなった影から余分な感情を吸って…おそらくそれがネズミに生成される。
そのネズミが影を食う訳で…擬似的な食物連鎖が成立してますね。
そのイチマの過去も少し。
とある商店街で喫茶店を営む老夫婦。行倒れの少女を保護します。子供を亡くしていた老夫婦はその子が目を覚ますまで、と預かる事に。
…その子は目を覚まさない状態で食事を取り、トイレも済ませる。夢遊病のようなものか。世話の手間が少ない…まるで人形のよう。
ですがその周りには徐々にトラブルが。
物が壊れ、迷惑客が現れ、店に車が突っ込み…老夫婦の店だけではなく商店街全体にトラブルが広がり…。
その娘を探す男が言います。
「この娘は窮鬼だと」
周囲に悪い影響や不幸をまき散らすーーいわゆる貧乏神みたいなものだと。
最終的に喫茶店は火事で燃えてしまい、奥さんも焼死。
ただし娘は気を失った奥さんを火の中から助け出しており、そのまま消えてしまった。奥さんは気がついた後、娘がまだ取り残されていると勘違いして家の中に戻ってしまったのだと。
「…結果は不幸になってしまったが あの子は妻を救ってくれたんだ 窮鬼なんて悪い物のように思ってすまなかったなと 短い間だったがあの子は俺達の子ーー『一満』だったよ」
そう、これがイチマの過去でした。周囲に災いを振りまくのはネズミとしての特性故でしょうか。それでも人を助けようとする辺り、本人に害意はないようで、それがまた悲劇性を感じさせます。
この話を聞いて涙を流す六尺さん。澄についてるモルダーとスカリー…もといw肥後と美波と同僚と判明しました。
「やり方はちがえどネドコの問題に対処する仲間だ」
やっぱり六尺さんも公的な機関の人でしたか。意図をもって知里に近付いたんですね。
「六尺…か 随分陰気な名を名乗ってるな」
「『六尺』は『床取り』の別称 墓穴を掘り棺を埋める役目 覚悟の表れか」
「イチマ… あの子の最期に付き添うのは私ですから」
六尺さん、イチマと関わりがあったんですね。しかもイチマはもうそう永くない?
…イチマ自身の決着もですが、その場合ネドコのサイクルはどうなるんでしょう?『姫』は他にもいるのか?
…あ、知里が『姫』の資格があったりする?
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