

ダンジョン飯。あぁダンジョン飯。アニメ放映前にきっちり終わってしまいましたw
いっそ潔い!
正気に戻った(?)マルシル。魔物たちを止めようとしますが…全然止まらない!
「それはきみが恐れているからだ 『今降伏すれば罰せられるかもしれない』 わずかな恐怖に反応して魔物はきみを守ろうとしている」
翼獅子がケン助を通して説明します。…ぶっちゃけ屁理屈にしか聞こえないなぁ。翼獅子がやりたい放題するために叶える欲望をコントロールしている、とか。
迷宮の主をやめないとまた欲望が暴走する…けどやめ方なんて分からない。
「すみません!! 迷宮の主のやめ方知ってるひといますか!?」
あろうことかその辺で戦っている冒険者たちに相談するライオス。問答無用でぶっ殺されてしまう可能性もあったのにw
世界中の迷宮から魔力が吹き出しており、地上と迷宮の境目がなくなりつつある。それはほぼマルシルのやらかしであり…
「今さら何をしようが許されるものではない!」
ブチ切れるフラメア。
「じゃあ…俺が悪魔を倒したらどうなる?」
無茶を言い出すライオス。一応勝算はあるようで。
翼獅子は人の欲食べたさに人間に近づきすぎた。それ故人の想像力の中から抜け出せなくなっている。そこを突いて翼獅子を倒す!
「私を倒す それがお前の欲望なのだな その欲を満たすには何をなすべきかわかっているな?」
ライオスを飲み込もうとする翼獅子。
「ちょーっと待った!!」
悪魔をなんとかした暁には頼みたい事がある、とライオス。
「食事ッ…!食事を…!! ここにいる全員に食事を振る舞いたい!!」
一部の者たちには強烈に嫌な予感がするセリフですが…空気読まないミスルが承諾w
「俺達が必ず食い返してみせる!!」
悪魔とは世界に存在する魔力が意志を持ったものでした。…正しくは生物の欲望を食べるため、欲望を増幅するように行動することを覚えた…でしょうか。 その欲望のために一度文明を滅ぼしてしまい、現在の世界は翼獅子が再構築を図ったものだった…。ダンジョンが世界の仕組みの中心っぽいな、とは思っていたんですが、そういう事だったんですね。
で、ライオスの策ですが…。
「まず俺がマルシルに代わって迷宮の主になる! そしてすかさす!”悪魔が人間に手出ししにい平和な世界“を望む!! すると翼獅子は俺の願いを叶えざるを得ない!! 悪魔は今後人間に手出しできなくなり一件落着だ!!」
…うまくいくわけないw
悪魔の力を利用するならこれしかない、と自分の正気を保たせるためのバックアップをパーティーメンバーに頼むライオス。特にイヅツミには
「俺の様子が少しでも妙だったらとにかくすぐ殺してくれ」
それなりの覚悟はあるようです。
「俺を迷宮の主にしてくれ!」
「待ちかねたよ おいで」
…翼獅子が口が上手いのもありますが、ライオスすぐ堕ちます…。
「私と一緒に世界を統べよう」
外部ではライオスの異変を感知したイヅツミがライオスの首を落としますが…時既に遅く。ライオスの身体を乗っ取った翼獅子は自らが迷宮の主となり、自分の力を自分のために使えるようになり…地上を目指す。
「ここからは彼が君たちの相手をする」
バカでかいキメラみたいな魔物が…え?あれライオス?「俺の考えたカッコいいモンスター」? あの野郎、しっかり欲望が暴走してる…!w
混乱の中、地上に到達する翼獅子。
「これから全員を私の世界へ連れて帰る」
全てが無限に存在する世界で人々の欲望を満たし続けてやる…それは無限に欲望を食べ続ける事ができる翼獅子の理想の食卓。
だがライオス…キメラは翼獅子に牙を立てる。
「…ライオスお前 何を食べた?」
ライオスが食べたのは翼獅子の“食欲”。
”カッコいいモンスター“のイラストに書き加えられていた能力…「欲望を消化することができる」! 狙ってやっていたのか、単なる偶然か…ともかく翼獅子はあれほどこだわっていた食欲を無くしてしまった。
「食べられなくなってしまった 欲しくなくなってしまった つまらなくなってしまった 全て意味がなくなってしまった “私”がなくなっていく…」
「お前は…こんなものに縛られる必要のない もっと自由な存在だったはずだ… こんなものに執着するな! 好きな所へ行くといい」
消える寸前、翼獅子はライオスを呪います。
「お前の今一番の願いは決して叶わぬものとなるだろう」
ライオスの一番の願いは…ファリン?
悪魔の消失とともにダンジョンも消失。中にいた人間たちも押し出され、一件落着? いやいやダンジョンを制覇した者は島の王だ。早速権力争いが始まる…。
「その前に…ちょっといいかな 俺が事を収めることが出来たら食事を振る舞いたいと言ったのを覚えているか? まずその約束を果たしてもらいたい!」
「つまりーー俺の妹を俺たちと一緒に食べてほしい!」
そこに繋がるのかーー!w 確かにファリンの竜部分を消化してから蘇生する話はあったけど…。
氷漬けになっているファリンの人間の部分だけ切り取り、竜部分の調理が始まります。引いてた皆もだんだん手伝ってくれるようになり…
「待ってろよファリン…早くお前をーー食べてやるからな!!」
間違いなくおかしいんですが、ともかくも料理は進み…その過程でいろんな問題も解決したりして、まあまあ料理が出揃ったところでライオスの挨拶…いろんな声が掛けられます。
悪魔食い 三ツ首のライオス 魔物食い 野菜鎧 竜殺し そして…
悪食王ライオス!
「退屈な話で折角の飯を冷ましたくないよな さっそくいただこう!皆どうか腹一杯食べてくれ」
食は生の特権だ 生きるためには食べ続けなくてはならない
後の世に伝えられた悪食王の言葉そのままに続く宴。
ファリンは少々鱗が残ったが人の姿で蘇生。悪食王の国は様々な問題にぶつかりながらも発展していったとか。
ああ、王のおわす都には何故か魔物が近寄らず、国民は穏やかな生活を送れたと言います。
「呪いってこれか〜〜」
ライオスが彼らしさを失わず、最後まで突き進みました! 妙な戦闘でケリがつかなかったのはさすが「ダンジョン飯」。最終巻ほぼまるまるドラゴン料理の話になるとは流石に思いませんでしたw
アニメが1月からで連続2クール…つまり半年は確定ということですが、当然それで完結するわけありません。どう頑張っても1年…出来れば2年は欲しいところですね。
人気取れるかな〜?
ともかく九井先生、連載お疲れ様でした!
コメントを残す