接客無双 3巻

「接客は好きかー!?」

「接王が見たいかー!?」

「接客は好きかー!?」

 田島の某ウルトラクイズばりのコール&レスポンス…ネタが尽きてるのかいきなりフレーズが被ってますがw…で始まった接王決勝トーナメント。ローラースケートで選手入場、開会の挨拶に現れたヘヴンアンドアイ会長金水豪福にいきなり暴力行為(QQ)…からの接王参加者谷郷による治療で復活、までの流れるような(?)展開w

「人を殺すな!」

 QQに宣言するナスノスケ。当たり前…と言うか接客勝負でなんで人が死ぬの?w

 第一試合、くじ引きの結果は谷郷聖一郎vsQQ! いきなり因縁の「生かす男」と「殺す男」の対決。

「医療接客奥義 診察拳」

 接客エネルギーを込めた湿布の嵐でQQの患部を治していく…。

「治るがいい 不調な箇所!」

 …接客勝負なるものがまったく分からないのでなんとも言えませんが(実況アナウンサーは「より接客した方が勝ち」と言ってましたがまるで意味不明、)、審判田島によればこれで「接客有効」らしい…。

 しかしQQは受けた湿布を布団サイズまで広げてやり返す!

 増幅複製(コピーアンプペースト) 相手の技を複製し増幅する技…

「ま ほくにとってはこんなの能力ですらないけど」

 谷郷のほうが治療されたことで彼が負けたらしい。

「接客一本!」

 また田島のわけのわからない判定が入り、QQの勝利!…まるで意味不明w

 第二試合はナスノスケ対伝説のコンビニ店員、老尊!

 スキャナーで相手の情報を取れる老尊、ナスノスケがグミに目がない事を見抜き、グミを食べさせようとする! ナスノスケも孫の手で老尊をマッサージして受けて立つ!

 膠着状態を打破すべく老尊は“接客仮想空間(フィールド)”イートインスペースを作り出しw、さらにグミを食わせようと…! あぁ、もういいや…。

 ナスノスケは接客仮想空間をバーカウンターに作り替え、コンビニおでん(白滝)を勧める!

「それだけ毎日勤務してたら忘れてしまうでしょう コンビニおでんの美味しさを…!」

 コンビニを継ごうとしている孫の為、コンビニ店員の地位向上を目指して接王に出場した老尊。しかし接客能力の差で彼は白滝を口に…ナスノスケの勝利!

 第三試合、ホスト加藤もろこし対筋力CA米城紗羽!

 飛行機キャビンの接客仮想空間を展開し、コーンを思うさま接客する米城。

 しかしそれは「接客したい」という米城の希望を叶えるためにコーンが仕掛けた接客仮想空間だった!

「あ…ああ…そんな…まさか… 私…は接客をしていたのではない…接客をさせられていた…?」

「…てめーの敗因は接客をするばっかでされることに慣れてなかったことだな いつでも俺ん見せ来な 鍛えてやっからよ」

 加藤もろこし、余裕の勝利!

 第四試合、闇のSP副島対覆面教師T・ポメ!

 その接客能力で荒廃した不良高校生更生してきたT・ポメこと高校教師岩崎宏光。 顔バレがまずい、ということでマスクを被って出場した決勝トーナメント。自分が心の底で求めていたのは接客だったのか…と理解しようとしていたその時に副島と出会い、そのホンモノの”接客“と出会った!

 …気づいたら岩崎は試合開始と同時に全面的に降伏していた…服従のポーズで!

 準決勝。4人は入場前から揉め始め、接客しあっている状態で入場!

「最高の接客馬鹿4人 このまま全員まとめていっちゃおう!」

 金水会長の鶴の一声で急遽決勝バトルロイヤルに! ノーロープ座席電流爆破デスマッチ!意味がわからん!

 とりあえず4人の座席に爆薬が仕掛けられており、接客された者のイスが爆発する!

 そしてQQと副島は協力してナスノスケとコーンを追い落としにかかる!二人ともヘヴンアンドアイ側の人間であり、接王は最初からヘヴンアンドアイの権威を高める為だけのものだったのだ…!

「勘違いすんなよナスてめー こいつら倒したらてめーの番だ」

「当然」

 ナスノスケとコーンも協力体制。即席タッグマッチ勝負だ!

 が、ナスノスケを庇ってQQの鉄球を受けてしまうコーン!

「最後の最後ァ 俺の方が男前だったな」

副島を巻き添えにリングの外へ落ちていくコーン!

「まっ…まて!コーン! コオオン!」

 途中でツッコミを放棄してしまいましたが…勝負方法が“接客”というワケわからんものであるだけで、構文は正統派ジャンプ式トーナメントです。トーナメントが途中で有耶無耶になるのまで含めて様式美w

 純粋にノリと勢いで勝敗が決められるだけに下手な格闘マンガよりわかりやすいかも知れません…いやすみませんやっぱムリ。読んでるとなんとなく勝ち負けの理由がわかったような気になるんですが、冷静になって読み返してみるとまるで意味がわかりませんw

 深く考えずに身を任せて読み進むべき作品なのかもしれません…いやそれも怖いな。

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