
「本日 ついに藤丸が王に名を呼ばれました 更には名代を賜る機会まで この良き日を祝しまして か……か……!!」
感涙の余り乾杯の音頭が取れないシドゥリさんw
ウルクに来て一区切りのカルデア組、お疲れ様会です。それざれにウルクで働き、民に溶け込んでウルクという街を、人を知った。きっとそれが一番大事な事。…水で場酔いして暴れる牛若とかどうかと思いますが。また王の不興を買っても知らんぞw
藤丸たちが向かったのは最前線、北壁! 絶え間ない魔獣の侵攻を押し止めるため兵站を完備した、まさに要塞都市!
藤丸たちの使命は城塞の外に取り残された街、”ニップル“の市民の救出。ここまではなんとか籠城してきましたがついにニップルの備蓄が底をつき、脱出出来なければ干上がるだけ、という状況に。
防衛部隊を率いるレオニダス王から作戦説明を受ける藤丸。
牛若と弁慶の部隊が陽動をかけている間に藤丸たちの部隊が避難誘導する…。
「どれだけ陽動が上手くいこうと魔獣の何割かはこちらに食いつくでしょう 皆さんにはその排除を よろしいですね?」
レオニダス王、固さの抜けない藤丸に声をかけます。
「始まりは非才な者だったとしても マスターとして時代を巡る事に魔術の才能はそう重要ではありません どのような天才 才人であれこの天変地異の前には等しく無力なのですから てあるならば困難から目を背けない事 それこそが最も大切な資質だと私は思います」
…現行のFGOイベントでもマスターは「魔術師としては見るべきところはないが、こと聖杯戦争のマスターとしては破格」なんて言われていました。人の値打ちとは「何かに立ち向かう事」で上がるのかも知れませんね。
牛若丸が獅子奮迅の活躍…(源氏バンザイ!)な姿を見せる隙にニップルへ向かう藤丸たち。
「ようこそニップルへ 待っていたよ」
そこにいたのはエルキドゥ。
「ボクはキミ達の作戦に気付いていた だから先に街の住民を処理した それだけさ」
…裏をかかれた!? 魔獣の動きが組織立っているのはこいつのせいか。
そして真っ先にアナを攻撃するエルキドゥ!
「カルデアのマスターを狙うと思ったかい? ボクの狙いは“彼女”さ」
傷ついたアナはフォウが緊急転移。とりあえずエルキドゥの手が届かないところへ。
それなら皆殺しだ…と仕掛けるエルキドゥですが…その時揺れ始める地面。
「…なんてことだ 直接来たのか!? まだ早いというのに…!! ”母上“!!」
現れたのは巨獣…いや巨大な女性!?
「我が名は『ティアマト』 『魔獣の女神』にして三女神同盟が首魁 “百獣母神”ティアマト」
我が子(エルキドゥ?)の遊び相手を見に来た、というティアマト。
「我が望みは”人類の殲滅“ どのような誠実 どのような善性であれ 我が憎悪から逃れることなど出来ぬ!!」
兵士たちを虐殺し始めるティアマト。巨大な腕や尾での破壊だけではなく、石化していく兵士も。魔眼持ちか!
すり潰されそうな藤丸たち。
「藤丸殿ぉ!! お待たせいたしました!!」
牛若丸!助太刀に来たのか? しかし牛若は事前にギルガメッシュ王に言われていました。ニップルへの入場を禁ずる、と。
「“千里眼”で見た ”意味“はわかるな?」
…なにかに気付く藤丸。
「ギルガメッシュ王が“騎兵”牛若丸!! 魔獣の女神よ!! その蛇身! ことごとく斬り捨ててみせよう!!」
北壁までの撤退戦。犠牲を出しながらも北壁までたどり着く藤丸たちですが…。
”強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)“
それは一瞬で北壁に穴を開ける熱線。ティアマトの…宝具!
二射目をマシュの“仮想宝具”で防ぎますが防ぎきれない!
一射目で吹き飛ばされた牛若丸とレオニダスが立ち向かいます。
「あえて今 こう告げましょう 征きて 取る」
レオニダスの宝具「炎門の守護者」。スパルタ兵300人を召喚し、敵の攻撃を打ち砕く!
次々と石化していくスパルタ兵。それでもティアマトの目前までたどり着くレオニダス。だが貫かれて…。
「我が身を見下ろす無礼を許そう 勇者レオニダス 見捨てられながら何一つ捨てなかった炎の王よ」
しかしその後に続く牛若丸!
「遮那王流離譚が二景!! 薄緑天刃縮歩!!!」
だが牛若の刀はティアマトに届かず…エルキドゥの鎖に貫かれていた…。
「危ないね 母上の身を傷つけることは許されない」
「礼を言おう 我が息子 だが不愉快だ 罰だ そなたの真名を人間どもに明かそう エルキドゥを元に作られた我が子”キングゥ“よ」
ティアマトの十一の子を率いて戦った神、キングゥ。エルキドゥのボディを使ったサーヴァントということでしょうか。
興が削がれたのか踵を返すティアマト。
「我らはウルクを滅ぼす これより十の夜明けの後 必ず」
レオニダスと牛若丸。二騎を犠牲にして得たのは10日の猶予。これを多いと見るか少ないと見るか。
休む間もなく次の策を実行するギルガメッシュ王。すなわち「女神の敵は女神ということよ」
他の女神に交渉してティアマトと敵対するよう仕向ける!
「藤丸よ 誰に交渉を持ちかけるかはわかるな?」
「…イシュタル樣!」
あー、あの人なら乗せれば何とでもなりそうだw
なんてこと言っている間に「密林の女神」を名乗る者がウルクに侵入!
これこそ三人目の女神「ケツァル・コアトル」。
「一人一人丁寧に殺して その結果人類を絶滅させると決めたのデース!」
…プロレス技で一人づつ相手していくケツァル・コアトル。たょっと趣味に走りすぎじゃないですかね!?
1日に殺すのは100人と決めている、とひきあげてまうケツァル・コアトル。藤丸たちは時間もないので二正面作戦を強いられます。
ウルより更に送るの都市エリドゥ。ケツァル・コアトルの本拠地であるそこには彼女の神殿と“象徴(シンボル)”がある。その象徴を破壊すればケツァル・コアトルは弱体化し、勝機が見えてくる…。
「お姉さんはそういうの大好きデース!!」
ノリノリで受けてくるし…。
イシュタルに対してはアルジュナ単騎で挑みます。
「なんのよ用でも構わないわ 私への使いに半神半人の者を寄越した 宣戦布告と見做します」
いきなり戦闘モードだし! イシュタルはかつて半神半人(ギルガメッシュ)にモーションかけてフラレた過去があるそうで…地雷じゃんw
「だが ええ交渉において力を示すことは肝要 個の流れは好都合と言える」
アルジュナも無駄にやる気だし…。
「女神イシュタルよ 先ずは力を示しましょう クル王パーンドゥの子 誉れ高き五兄弟の一人 アルジュナの力を!!」
…イシュタルといい、ケツァル・コアトルといい、人間大好きなので人間が頑張る姿がもっと見たい…とか歪みすぎですw
ケツァルなんかもっと直接的に「人間で遊びたい」とかハッキリ言ってしまうし…。 おもちゃ扱いかな?
FGOの神霊系って他にもこういうタイプがけっこういまして…人類を遥かに超えた存在が人類を気に掛けようとすると「玩具として大事に遊ぶ」という関わり方になってしまうのかもしれません。おもちゃにされる方はたまったもんではありませんが。
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