アンデッドアンラック 20巻

 あぁ、これ帯外してみると風子に渡した写真だと分かるようになってるのか…エモ!

 アニメも放送中で絶好調の「アンデッドアンラック」堂々の20巻です。

 チカラの否定能力発現時の悲劇回避の為、高校に潜入するユニオンメンバー。 …風子の「学生したい!」という欲望に大分引っ張られてる感じはありますがw

 家業が料亭とかカメラが趣味とかチカラの新情報もたくさん。 不動だとカメラ向けると相手が固定される訳で…便利な反面、悲劇には事欠かないなぁ。

 体育祭とクエスト期間が重なってズタボロで駆けずり回ったりしながら…チカラのその瞬間がやってきます。

「ボク…カメラやりたいんだ」

 家業を継がなくちゃならないのは分かっているが、自分の撮った写真で皆が笑ってくれるのが嬉しくて。

 交差点を渡っている途中で父母を正面から見て。

「本気で動きたいんだ…!! 夢として」

 UNMOVE ー不動ー 発現

 そう、これがチカラの悲劇。不動の最初のターゲットは両親。動けないまま二人はトラックに轢かれてしまう…。

 しかしふっ飛ばされるトラック!

 不可視で不動の対象外になったジーナと風子が不変シールドと…八廻山靠でトラックを跳ね飛ばしたw いくらなんでも人間技じゃなくない?w

 だいぶ直截的に強引な解決法でしたがチカラの悲劇は回避。

 こんな能力持ってしまってはもう普通の生活はできない、と諦め口調のチカラに

「できるよ? 卒業まで学校生活」

 そのまま学校に残ってチカラをフォローし続けるユニオンメンバー。クエストもこなしつつ学校も…すんごい力業だなw

 しかし卒業式の当日。学園内にUMAカラーの侵入を許してしまう。風子たちは自分たちの記憶を学校内の全員から消去。UMAに対峙し、チカラの卒業式を守ろうと。

 前のループと違い、今のチカラにはユニオンではない普通の生活の道がある。生きていけるなら普通に生きてほしい。

「何より…私の大事な友達の青春を邪魔する奴は 誰であろうと許さない!!」

「青春ねぇ… ならその青 赤に染めてあげる」

「そんなチンケな赤で変わる青じゃないんだよ!!」

 しかし素早く飛び回るUMAカラーを捉えきれない。それを止めたのは…チカラの不動! 卒業式を抜け出して!

「今 僕がやるべき事は 組織(こっち)なんだ!!」

 無事チカラもユニオンに参加する事に。

 そしていきなりクエストパスで15年経過w 時は2015年。

 こんな雑に飛んだら否定者の取り逃がしとかありそうなもんですが…。

「アンタ再会は16年後とか言って日付決めてなかったでしょ! アタシじゃなきゃ会えるわけないじゃない!!」

「流石ですね ラトラさん」

「ったく どんだけアタシの占い信じてんのよ」

 なんと子供のラトラに否定者たちの出現時期と位置を占ってもらっていた! 子供じゃ占いの腕もまだ上がってないだろうに…よく当てたもんだ…。

 全てを話す風子。前ループでライラが死に、リップラトラとアンディ風子が戦った事も何もかも。

「風子 今回はどうなるの? 私は何をすればいい? どうすれば妹は助かるの?」

 話が早い! 占いのプロは真実を見抜くプロでもあるようです。

 対策上、二人には否定者になってもらったほうがいい。

 ラトラの不当は十分条件を満たしているが、リップは…。

「占わなくてもわかる アイツはなるわ100% 不治の否定者に!! 今のアイツはきっと前のアイツより凄いわよ」

 世界屈指の名医、リップ=トリスタン。恋人ライラの病室に白馬で乗りつけてプロポーズするw天然ではありますが腕は確か。ちなみにサプライズはラトラが占いでバラしていて不発w

 しかしその病院にUMAシックが出現。患者たちの症状が一気に進む! その進行を外科手術で抑えてしまうリップ。マジで名医…。

 風子が話します。これはシックのジュニアが病気をバラまき、栄養を集めてマザー・シックに送っている。直に本体が来る。

「アナタの“不治”ならこの被害の原因…UMAシックを倒せる」

「あるんだな!! 皆を救う方法が!! 教えろ…! この世界で…命より優先するもんなんてねぇんだよ!!」

 襲い来るUMAシック。既にフェイズ2。病に苦しむ声を音楽と称する、クソ野郎…。

「ああ!! この叫びを神に捧げます」

 ユニオン総出でシックを抑える。その間にリップにはライラの手術をしてもらい、不治発現まで行ってもらう…。

 しかしシックは最強のUMA、絶対理(マスタールール)の一体。強い!

「私はジュイスさん程強くない それでもお前達を越えなきゃいけない だから集めたんだ 絶対理を否定する 否定者(なかま)を!!」

 …それでも押されるユニオン。さすが絶対理。

 しかしそのシックの腕を斬り飛ばしたのは…ブレードランナー?!

「えーと台詞なんだっけ」「はぁ!?覚えときなさいよ!」

「その傷は… 俺が死ぬまで…治らねえ!!」

 リップとラトラが片足づつブレードランナーを付けて…。

 不治を発現したリップに足を斬り、ブレードランナーを装着して戦う事を勧める友才。

「選んでくれ 平穏か 足を切り新たな足で共に闘うか」

「だったら…!! 私も…進む!!」

 不当を発現したラトラが片足分のブレードランナーを引き受け、二人で運用する…! それはまるで結婚指輪のように。

 否定者が集まってくるのと同じくUMA側も強い者が顔を出してきました。基本、否定者がデメリットなくす方向で行ってるんでどんどん強くなっていますからね。四季UMA辺りだともう今のユニオンには敵わなそうw

 UMAに敵としてのテコ入れが入ったということは、やっぱルインは否定者側に付くのかなぁ?

 

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