転生したらスライムだった件 26巻

「おやおやぁ いいんすかぁ? 今ので覆面が破れちゃってるっすよ〜?」

 武闘大会準決勝。ライオンマスク対ゴブタ。ルールギリギリの手段でライオンマスクの覆面を破くゴブタ。実はライオンマスクの中身は元魔王カリオン。 武闘大会にお忍びで出場するにあたり、「正体がバレるのだけは阻止するのだ」とミリムから厳命(?)を受けており…w 覆面を引っ剥がそうとするゴブタw

「ウルサイっすよ!世の中勝ったものが正義っす!リムル様だってそう言ってたっすから!!」

 卑怯だ…w だがそれも強さの形のひとつ。

「…ま 潮時だな 今回はお前らの作戦勝ちってことにしといてやるよ」

 ライオンマスクは自らリングアウト。これによって決勝は勇者マサユキ対ゴブタとなりました。

「どこまでやれるか自分の実力で試したかったっすけど 使わせてもらうっすよ 新たに得た究極の力をッ」

 満を持して繰り出したゴブタのスキルは「魔狼合一(ヘンシン)」…なんとランガと合体! 直立したランガの様な姿に。

 …なんか智慧之王先生が何かしたっぽいですが…ともかくゴブタ超強化! …は良かったんですが、その強化された能力を制御しきれず、直進を止められずリングアウト…。マサユキほぼ不戦勝w

「この勝負 僕の負けかな」

 ゴブタの動きを見切れなかった自分は未熟。優勝などおこがましい…。

 実際は魔王リムルと戦って生き残る自信が全くないからw 本人、スキル「英雄覇道(エラバレシモノ)」の効果に自覚があったようで、周りに引っ張り回されて綱渡りのように勇者を演じていた様子です。 どうにか魔王との直接対決だけは避けたかったw

「マサユキ様は魔王に猶予をお与えになったのじゃないか?」

 ギャラリーは大分無理のある納得の仕方をしています…全部スキルの効果か?すげぇな「英雄覇道」。

 究極能力持ちには下位スキルは効果がない…とのことでリムルには「英雄覇道」は効果なし。 マサユキひとりだけ呼び出しぶっちゃけ話に持ち込むリムル。同郷wなのもあって一気に仲良くなります。特にリムルの記憶から再構成した漫画にご執心で…転生者ってオタクしかいないんですかね?w

 さて、日を改めて開国祭のもうひとつの目玉、地下迷宮のお披露目です。

 ラスボスヴェルドラの魔素でガンガン湧いてくるモンスターにラミリスの加護で迷宮内で死んだ者は蘇生可能…というよくあるダンジョンRPGのようなシチュエーション。

 モニターはマサユキ一行、武闘大会に間に合わなくて力を持て余しているパーティー“轟雷”、何故かエレン達3人w。ついでにゴブタ…もといランガにやられていいとこ無しだった”流麗なる剣闘士“ガイ。

 各パーティーに樹妖精(ドライアド)が着いて中継しつつの攻略。スポーツ観戦のノリですね。無理せずアイテムゲット(エレン)、割と貧乏くじ引きつつどうにかトントン(轟雷)、想定超えて準備している最深部…十階層の階層守護者に挑み、勝利しちゃう(マサユキ)…戦ってるのは仲間ばかりw

 ガイはマサユキパーティーが倒した後のボス部屋に制限時間ギリギリでたどり着き…時間内にリスポーンはない、とドライアドから説明を受けたのに

「貴様が無能なのは理解したが、この俺がそれに合わせる理由などない! さっさとボスを復活させやがれ!!」

 やりたい放題でドライアドにも暴力を振るう始末。絵に描いたようなモンスタークレーマーです。

「…そうですか ではこれより刑を執行します」

 ドライアドの魔法でガイの首が飛ばされ、地上で蘇生…迷宮内で獲得したアイテムは没収!

 違反行為への対応まで見せて、デモンストレーションとしては完璧!w

 開国祭最終日は無事終了。

 あとは小売商への支払い…共通金貨での支払い以外応じない、との圧力をかけられて金貨をかき集めないといけない!という番外戦。

 より価値の高い星金貨は充分持っているので、そちらでの支払いを認めないのはほとんどただのイチャモンなんですが…。 ガゼル王にも手伝ってもらい、最終的にエルフ王朝サリオンのエルメシア皇帝のポケットマネーwも出してもらってなんとか用意。

「金貨の用意が間に合わなくても 多分協力を申し出る人物がいたと思うわよぉ?」

「相手を従えたい場合 恐怖や威圧といった強硬的な手段よりも恩を売る方が何倍も成功率が高いって話」

 さすが海千山千のエルフ皇帝、含蓄が深い。これから出てくる奴らの中に少なくとも首謀書の手先がいる、という事ですね。

 万全の準備は出来ました。さぁ敵の尻尾を掴まなければ!

 マサユキ、思ったよりはいろいろ考えてました。それでもどうにもならない辺り、スキルというものの強力さが分かるというものですが。

 しかし召喚元の世界って全部一緒なんですね。ていうか日本人ばかり呼ばれているw この偏りに意味はあるんですかね。

 「盾の勇者の成り上がり」なんかでは4人の勇者がそれぞれ別世界から召喚されていましたね。「一万円札の肖像画」と言われて全員違う名前を上げて「誰だよそれ?!」となったのは上手いと思いました。

 …まぁ世界が複数あってもあまり意味はないかなぁ。転生者同士で元の世界の話で盛り上がれるのならその方が絵になりますし。

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