ダンジョンの中のひと 5巻

 地下10階へ降りたクレイ。いきなり短剣の封印が解ける。階段の途中でw

 この…なんだろう?ベルが関わっているだろうところだけ妙に雑なのはw

 で、分かった短剣の能力とは

「溜め込んだ魔力を使い 刹那の間 速度を向上させる」

 つまり父…ブランスが消えたように見えたのは、目で追えないスピードで動いたから? 使えればすごい便利ですが、クセも強そうな。

 10階の探索は後回しにして一旦戻るクレイ。

 で、よく考えるとベルはこのブランスを倒して仲間にしているはずで…。

「ご推察かと思いますがブランスさんはわたしが声をかけて雇いました」

「雇ったのはクレイさんを倒していただくためです」

 …最終的にクレイを仲間にするのが目的?

そんなに大事なのかクレイは? ブランスとの契約自体「クレイと対峙するまで」という条件だったらしい…。 クレイ本人はラスボスベルを倒してダンジョン制覇することしか考えていないので気にしていませんが。

 モンスターたちの要望調査の一環で鍛錬場にも入りびたるようになったクレイ。ダンジョンで戦った相手に逆恨みされ、対戦を持ちかけられ…

「俺らが勝ったらあんた ここの仕事を辞めるってのはどうだ?」

 しかし父ブランスの動きを経験し、短剣の効果も活用したクレイの敵ではありません。

 強くなってる…。

 装備も新調し、新たに地下10階に挑みます。

 モンスターが強いのは勿論ですが、問題は罠。魔法を利用した罠が仕掛けられており、魔力感知等が出来ないとまともに進めない。

「ベルは私に魔法が使えると思うか?」

 勢い余ってベルに聞いてしまうw

「あ えと えーと…ですね クレイさんにはクレイさんのできる事というか適性というかそういうですね…」

「できないと言ってくれていいぞ」

 魔力を感知できる道具を探して街へ出てみたりもしましたが

「無理だね 宝箱発見器みたいなもんじゃないか」

 …確かにそうだ!

 宝箱の中身の在庫管理も携わるようになって、魔力付与されたものを見分ける必要性も増したクレイ。魔力膜を修めているなら肌で魔力を感じる方が合っているかも、とベル。

「魔力をひっこめるんです」

 このよくわからない助言で何か掴んだ様子のクレイ。 やっぱりダダモンじゃないなぁ。

 ブランスはギルドマスター レンヒリンジのところへ。

 二人は昔馴染みらしく、試合をしたりしてますが…このおっさんブランスと互角!? 今のクレイとも普通に戦えるのでは?

 レンヒリンジの奥の手をクレイと同じような動きで避けるブランス。

「今のは俺なりに真似たもんだが『魔力を使った体移動』って感じか?」

 魔力を消費するし使い所も難しい…なのにクレイは何度も使っていた。

「なぁ爺さん 問い詰めるとか暴くとかじゃねぇ 知りたいだけなんだが あいつは クレイは何者なんだ?」

 ブランス本人もクレイの素性を知らなかったのか…ちょっと意外。

 これとベルがクレイ確保にこだわっていた事実を加味すると…クレイってベルの同族なのでは?気づいてないだけで魔力も常人の数倍あるようだし…ベルの懐き方も納得いきます。

 クレイとお揃いの髪飾りを貰って涙を流すシーンとか、「同族と心が通じ合った」事を喜ぶ意味もあったのかな…とか。

 ストーリーの先も楽しみですがアニメも楽しみですね! もうすぐ放映開始です。 ダンジョン探索ものとか最近は出来がいいですからね。期待してます。

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