
「ひとでなしーー!! これを取られたら私…もう再来週まてまお昼ご飯が食べられない!」
生徒会が向かった旧部室棟には阿鼻叫喚の悲鳴が響き渡り…そこまで深刻でもない?ようなw
話題の裏カジノ部に直談判に行ったのですが…それっぽいと言うか所詮学生と言うか…。
「そこまでカシラに会いたいならーーいい子じゃねぇ(アウトロー)証明でもしてもらいやしょうか」
ホントのワルは悪自慢とかしないw
で、カシラ…臨時部長汐見紫緒と直接対決。ですが何だか有栖が彼等と因縁があるようで。
「あら 本性現しましたね汐見紫緒 さすが…現・藤成の裏番長ってところでしょうか」
「フーー… これを初見で止めるかねぇ そちらこそーーさすが元・藤成の裏番長ってとこですかい」
う…裏番長…そんな恥ずかしい名乗りを本当にしてたのか…じゃなくて有栖さんガッツリ裏カジノ部関係者じゃないですか!?
「アヤもついたしどうだろう ここはひとつ仲直りのためゲームでもしないかい?」
…と紫緒が出してきたのが雀卓w で負けたら脱ぐ「地獄脱衣麻雀」…それガチ勝負ですよね?
しかも
「おっとご無礼 天★和 16000オール」
…半自動卓で一局め天和なんて仕込み以外の何物でもありません。 この調子で梅、会長はトバされ、頼みの有栖もメンタルアタック(胸部の大きさ勝負w)で脱落。
「なんとなくルール分かってきたし それにせっかくみんなで来たから皆で勝ちたい」
しかしルールを覚えたこまのと
「チャックが締まらない理由 それはナイスバディスーツ!」
搦手部分を見破って逆に精神攻撃に出たたん!
紫緒を抑えている内に四暗刻単騎ツモで生徒会の勝利!
「どうしよぉ…カジノ部終わっちゃうよ〜…」
…追い詰められると弱い紫緒さんw
「…お疲れ様でした これで仲直りゲームばっちり終了ですね」
元々有栖は注意だけで済ますつもりだったとか。
「在ってくれた方が助かる面もありますから」
ヤンキーな人たちを纏めてくれるなら意味がある、ということでしょうか。
「はぐれ者の皆さんに随分愛されているようで」
「いや でもそちらも変わったよ 沢山のお仲間に随分愛されているようで」
毎度の事で紆余曲折はありましたがなんとか収まった感じ。
有栖も紫緒も以前とは変わって…しかも良い方に変わってるようです。 有栖も裏番w張ってた頃はあんまりうまく行っていなかったようだし。
紫緒も1年の頃は全部がどうでもよかった…と語っています。成績は良かったので有栖に対抗する為に裏カジノ部に誘われ、クズの集まりだった部の雑務やら何やらやっていく。
「暫くして部長が卒業した 次の部長はしっかり者の汐見だって押し付けられた まぁいいか やった」
「いつのまにか結構たくさんの人が関わる大所帯になった 自分が居ないと困る人がだんだん増えてきた ま いいか やり続けた」
「そしたらいつのまにかーー私の周りは案外大切なもので一杯になっていた」
…立場が人を作るパターンですね。
紫緒は有栖を指して「しょくぱん◯んみたいな人だったな」と称しました。 正しくて力もあって自分を疑わなくて、自分なら悪い人とも分かり合えると思ったんだろう…と。 だからこそかびるん◯んには嫌われる、と。
「なるほとなあ… 汐見先輩はばいきん◯んになれたんだ」
梅は彼女をそう評しました。 世の中に馴染めない者たちの居場所を守る…光の中にいるアンパン◯ンたちに出来ない…やってはいけないことをやっているのですね。
個人的には、古いゲームですが「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の主人公速水厚志を思い出します。 ある理由で冷酷な殺人者である彼は負けかかっている学兵部隊に潜り込み、無害な人物を演じている内に周りから頼られるようになり…作り笑いはいつしか本当の笑顔になり、速水は英雄への道を歩いていくことになります。
人は一人で生きているのではない、周りの人と影響を与えあって成長している。だから人は一人ではなく、集団でいるから「人間」なのだと思います。
…考えてみると「生穴る」はそんなキャラばっかりですね。一人で完成しているのは一人もいないw みんな誰かに助けられて生きている。それがこの作品の魅力なのかも知れません。
いや単に下ネタ限界突破してるからだけなのかも知れませんがw
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